図解入門業界研究 最新クレジット/ローン業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第5版] (How-nual図解入門業界研究)
- 秀和システム (2018年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798054162
作品紹介・あらすじ
クレジットカードはいまや個人消費手段の五分の一を占め、わたしたちの生活に欠かせないアイテムとなりました。本書は、業態再編がすすむクレジットカード、信販、消費者金融の三業態を、業界関係者の声もまじえながら業界の課題や将来動向について詳細に解説します。また、急速に普及している電子マネーやスマホ決済、ID・パスワードの漏えいによるクレジットカードの不正使用問題などの最新情報についても取り上げました。
感想・レビュー・書評
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最高裁判決以後の貸金業の苦悩や変遷が分かりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分割払いのお勉強。
信販会社の主力業務であるショッピングクレジット(個別割賦)は、注力してきた太陽光発電に関連したリフォームローンが低調。自動車・二輪などのオートローンも若い世代のクルマ離れが響いて、それまでの勢いがみられません。
個別割賦は、増改築や自動車購入など一括払いでは支払いが厳しく、金額的に値の張る商品の購入に利用されます。住居や自動車の所有に関する考え方が変化している現在の風潮が、個別割賦業務に影響を与えているのかもしれません。
包括支払い見込額
年収-生活維持費-年間請求予定額(他社分を含む)×0.9≧極度額
「個別割賦は返済が終了すれば利用者を失うリスクもはらんでいる。経営の安定のためにも、総合カード化を目指していくのが信販の生き残り策としては賢明ではないか」(カード業界関係者)
…08年のリーマン・ショック以降、景気は浮揚しません。所得も年々下降しています。月々の家計支出を考えれば、1回払いのカードではなく、多少の金利は取られても個別割賦は大衆に支持される要素を持っています。
信販業界では学費ローンの取り組みが活発になっています。少子化や不況の影響で授業料支払い手段の多様化が求められていることが背景にあるようです。 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/651353 -
法律によって影響を受けていることがわかった。アジア進出という流れである。
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そこそこの詳しさで業界を俯瞰するには丁度いいレベル。
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歴史を含めて業界から見た今の状況が記載されている