最新生成AIで時間短縮!Copilotがよくわかる本 (図解ポケット)
- 秀和システム (2024年6月18日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (164ページ) / ISBN・EAN: 9784798072654
作品紹介・あらすじ
Microsoftの生成AIであるCopilotを理解してビジネスに活用するための入門書です。GPTを利用してMicrosoftアプリとの相性も良い生成AIを図解で理解できます。
仕事&日常で役立つ活用アイデア満載!
・導入方法や操作の手順がよくわかる!
・今すぐ使える定番の質問例を収録!
・Microsoft 365との連携がよくわかる!
・AIの倫理的な活用とリスクがわかる!
感想・レビュー・書評
-
真新しい発見はなかったが、Copilotでできることの基礎がわかった。
資料作成を依頼するときは、チャットで人に仕事をお願いするときのように場面設定や役割設定し、具体的に。
データ検索、膨大な社内マニュアルから欲しい情報もってきたり、要約したり。
色々できそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書を比較的新しく出たタイミングで読めたため真新しい情報でよく網羅されていると感じた。
概要を知るための初歩的な内容に留まるため、活用に関して特に刺激的なコンテンツはない。監修者あとがきで情報商材が紹介されているが、この手の本では滅多に見ないため目についた。煽り文句がクサいため軽度の注意を要するが、AIによる自動化にはそのような"可能性"があるということだろう。
Geminiも同様だが、Copilotも自らのプライバシーをより多く差し出すことと引き換えに多くの利便性を受け取れる仕組みである。このリスクパフォーマンスがどの程度であるかは検証しがたく、まだ踏み込みにくい。個人アカウントじゃなく、あえて仕事用の別途アカウントを使うのがベストプラクティスになるか。
そういった意味ではまだ本家のChatGPTの方が安心感がある。 -
【Business】Copilotがよくわかる本 / 秀和システム/ 20241214 / <54/1084> / <163/167380>
◆きっかけ
アマゾンで発見
◆感想
・うまく使えばこれほど便利な道具はない。
◆引用
・プロンプト:xxを表形式で、出力形式は以下の通りです。モデル|OS種類|SIM情報
・ハルシネーション防止:XXについてWEB検索して概要をまとめて
・その他はPICS参照
◆今後
・つかいまくる
ースマホでも
ー音声入力
ー一日一回は試す -
Copilotについて、機能、特徴、活用方法、リスク面を、本書で学ぶことが可能です。
Windows95の登場以来、インターネット社会が広がり三十年近くなるが、個人情報の漏洩、機密情報の漏洩などのリスクに関しては、まだまだ認知されていないです。
生成AIは、あたかも人と対話形式となるので、ついつい色々と入力しがちです。プロンプトがデータ保護されているかどうか?は、とても気にしておくべき点と感じました。 -
職場で使える生成AIがCopilotであるが、ほとんどこれについての知識がなかったため、図書館で借りて読んでみた。基本的な知識を得ることができ、勉強になった。知らないで何となく使うという状態からは抜け出せたと思う。
1. Copilotとは?
・Open AIの開発した言語モデルを搭載し、Bingの検索エンジンを活用
・Microsoft 365との連携が可能→プロンプトを入力する時代は終わるかもしれない
・Chat GPTもCopilotもGPT-*を活用した生成AI(*がサービスにより異なる)
・GeminiはGoogleのAIモデル
・CopilotではMicrosoft Designerによりテキストから画像生成可能
→Open AIのDALL-E3を採用
・画像生成その他
→Stable Diffusion(オープンソース、無料)
→Midjourney(Leap Motion、有料)
→Firefly(Adobe、生成画像に著作権侵害の可能性がほぼないらしい)
・Claude(Anthropic)が注目を集めている
2. Copilotに期待が高まる理由
・言語モデルGPTを搭載→倫理的で責任ある使い方を心がけることが重要
・マルチモーダル→ユーザーは、テキスト、音声、画像、映像を入力してコンテンツを生成できる
・ハルシネーションリスクの軽減→ユーザーは情報源のURLから確認できる
・マルチプラットフォーム対応(多様なデバイスやOSに対応ということ)
・カスタマイズ性(多様なプラグイン:Vacation plannerで旅行プランの作成、Open Tableでレストランの検索と予約)
3. Copilotの種類と特徴
・ブラウザ版/Copilot in Window(無料)、Copilot Pro(有料)(個人向け)
・Copilot for Microsoft 365(法人向け)
・スマホアプリでも提供されている
4. MicrosoftとOpen AIが見据える未来
・Prometheusは、Bingの検索エンジンとOpen AIのGPTを組み合わせて適切な回答を生成←Bing Orchestratorという指揮者のような役割の部分がある
5. プロンプトを書くコツ
・5W1Hを意識した明確な指示→求めるレベルに近いアウトプットを生成
・場面(ex. プレスリリース)と役割(ex. コンサルタント)を設定
・出力形式を明示(リスト、表など)
・出力してほしい要素を「#」で指示する方法もある
例
#命令書:
あなたは、プロの~~です。
以下の制約条件と入力文を基に、~~を出力してください。
#制約条件:
・文字数は150文字以内 ・文章を簡潔に
・#出力分では文脈に応じて絵文字を使ってください。
#入力文:
Copilotと活用して、~~とそのスペックを以下のようにまとめられたことに驚きました。
表
#出力文: #冒頭: #内容:
・具体的な数字で指示、評価軸を与える
・ハルシネーションを防ぐために→事前に情報を与え、学習させる。例えば、「~~についてWeb検索して概要をまとめて」と指示した後に本題の質問をする。
6. Copilotの活用アイデア基本編
・情報収集
・旅行や休日の計画(Vacation planner)
・生活や日頃の悩みを相談(目的と対象者、Copilotの役割を明確に)
7. ビジネスにおけるCopilotの活用アイデア
・文書作成、会議のアジェンダ洗い出し、議事メモから議事録作成
・ブレインストーミング(~~を目的として、~~のアイデアを提案して)
・企画書の作成、プレゼン資料の作成
・市場分析と財務計画→戦略立案と実行計画の作成
著者プロフィール
甲斐雄一郎の作品





