ふたりのソフィー 77歳はなれた親友

  • 秀和システム (2025年5月15日発売)
3.33
  • (0)
  • (4)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784798074641

作品紹介・あらすじ

・戦争の記憶と伝達
・ホロコースト
・認知症
・スクールカースト
ーー現代を象徴するいくつものテーマを、巧みなストーリーテリングや謎解きを駆使しつつ、11歳の少女の目線で描きだし、一気に読ませる傑作。映画化された『ギヴァー』シリーズの著者による、人生や世界を深く考えさせる最新の小説(原著はAmazon.comレビュー数52、平均星数4.5の高評価(2025年4月時点)。

みんなの感想まとめ

異なる世代の親友、12歳のソフィーと88歳のソフィーの物語は、認知症をテーマにした深い感動を呼び起こします。若いソフィーが親友の認知症を証明しようとする中で、88歳のソフィーの過去が明らかになり、歴史...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Lois Lowry to Librarians: "There Is No One Whom I Admire More" | School Library Journal
    https://www.slj.com/story/lois-lowry-to-librarians-there-is-no-one-whom-i-admire-more

    Ask a Bookseller: ‘Tree. Table. Book.‘ by Lois Lowry | MPR News
    https://www.mprnews.org/episode/2024/09/07/ask-a-bookseller-tree-table-book-by-lois-lowry

    The unsafe world of Lois Lowry, 30 years after 'The Giver' | National Catholic Reporter
    https://www.ncronline.org/culture/book-reviews/unsafe-world-lois-lowry-30-years-after-giver

    ロイス・ローリー(Lois Lowry) | ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)
    https://ameqlist.com/sfl/lowry_l.htm

    ロイス・ローリー(作品一覧・著者プロフィール) | 絵本ナビ:レビュー・通販
    https://www.ehonnavi.net/author.asp?n=20500

    Lois Lowry - IMDb
    https://www.imdb.com/name/nm0523342/

    Lois Lowry – Lois Lowry is an American writer. As an author, Lowry is known for writing about difficult subject matter within works geared towards children. She has explored such complex issues as racism, terminal illness, murder, and the Holocaust, among other challenging topics.
    http://loislowry.com/

    ふたりのソフィー 77歳はなれた親友 ロイス・ローリー(著) - 秀和システム | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784798074641

  • 12歳のソフィーには、ご近所に住む88歳のソフィーを親友と思っている。一人暮らしのソフィー(88歳の方)の認知症を心配する息子が、施設に入れようと考えているらしい事を両親から知らされる。
    認知症なんかではない事を証明しようと、12歳のソフィーは、親友のソフィーと認知症テストの練習を始める。

    今時の12歳らしい書き出して始まり、テンポ良く読んでいけるが、認知症テスト対策の過程で88歳のソフィーの過去がわかってくると、本の印象がガラリと変わってくる。
    歴史を知識として知る事と、歴史が現実の事として知ることは、大きな違いがある。
    施設に入るソフィーを、温かい気持ちで見送れたソフィーに、読者として温かい気持ちになった。

  • 11歳と88歳、77も歳の離れたふたりのソフィーの話。あまりしっくりこず。

  • 77歳はなれた親友。認知機能検査を通してソフィー(88歳)の過去を知ったソフィー(11歳)。戦争は教養や歴史として知っているだけではダメだ。そこに個人が絡む物語があり、それを知ることでより深く戦争の本質に触れることになるのだとおもう。その時感じた感情を大切に、わたしの代わりに覚えておいて。歳の離れた人と触れ合うのも大事なこと。

  • 果てしない10代の女の子のおしゃべりの中で、ストーリーがすすんでいく感じで、気兼ねなく背伸び抜きで、戦時中に起こった喪失の物語や、きわめて現代的な認知症の問題(介護が必要だからといって、仲のよい人々ときりはなされてよいのか)が語られます。
    主人公は10代の女の子で、戦略的にわーわーいって場を掻き回すことや、人々に向けられる観察眼もなかなかのもの。割りきれないことには、自然に怒りを覚え、その判断はときどき極端なのですが、物語が終盤に近づくに従って、極端でない解決法が明らかになっていきます。10代の女の子の中の解決法なのですが、そこには、親や、近所の人々や男の子たちやおおくのありのままがかかわり、最後には緩やかな結びつきができて、救いとなっています。
    子供たちの世代が戦争体験者のお年寄りから切り離されるあやうさや、喪失体験のショッキングさや、それがたかだか歴史の教科書で語られるぐらいでは何も語っていないことに等しいことに主人公は気づきます。
    今が凝縮されているような物語で簡単には結論がでない問題が多く含まれていますが、その足らないところを補いあい埋めていってできあがってくるものに尊さがあるようです。

全5件中 1 - 5件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1937年ハワイ生まれの児童文学作家。アメリカ陸軍の歯科医だった父について各地を転々とし、11才から13才までを日本で過ごした。現在はメイン州在住。1990年に『ふたりの星(Number the Stars)』(童話館出版)、1994年に『ギヴァー 記憶を注ぐ者(The Giver)』(新評論)で、ニューベリー賞を二度受賞する。「ギヴァー」は大人気シリーズとなり、世界累計1200万部を超える。他にも『モリーのアルバム (A Summer to Die)』『Windeby Puzzle』など多数。

「2023年 『水平線のかなたに 真珠湾とヒロシマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロイス・ローリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×