キャズム

制作 : 川又 政治 
  • 翔泳社
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本棚登録 : 1738
レビュー : 149
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798101521

感想・レビュー・書評

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  • ビジョナリーと実利主義者の違いと戦略について細かく書かれていた。

    マーケティングに限らず、プロダクト戦略、販売戦略、組織戦略など
    事例に基づいて書いてあったのが分かりやすかった。

  •  キャズム理論では顧客を「イノベーター」「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」「ラガード」の5つのタイプに区分している。
     著者はまず、ニッチ市場を席巻し、そこを橋頭保として、メインストリーム市場にうってでることを勧める。
     だが、その間には「キャズム」という、変革を求めるアーリーアダプター、進化を求めるアーリーマジョリティーの間の深い溝がある、と述べ、豊富な事例と共にそこの乗り越え方を指南している。
     

  • Page 163, Note (Yellow):
    過去のAS売上を見て、現実を直視

    Page 163, Note (Yellow):
    Forcastとホッケースティック曲線とのGap、ForcastとのGap確認、そして必要な財務的対応を
    Page 164, Note (Yellow):
    市場の潜在性と現実の階段の見極め

  • マーケティングやITの書籍を読んでいると頻出する“キャズム”という表現について、ちゃんと原典に当たってみようと思い立ち手を出した。基本的にはキャズムにハマるありがちな例や、キャズムの越え方の解説だが、ITで食べているならとても役立つ内容だった。プロダクトにではなく市場に向き合うこと、ホールプロダクトをデザインしていくことなどなど。特に、ホールプロダクトR&Dの考え方は面白い。
    自分がどの種の技術者なのかを見つめる意味でも、役立つ本だった。

  • アントレプレナーの教科書とスタートアップマニュアルと連続で読むと良いかも。
    キャズムまでたどり着いただけでも贅沢な悩みなのかもしれない。
    キャズムの谷に落ち込んだら、如何に速く脱出するかが重要。
    キャズム前とキャズム後では、思想、組織構造、行動パターンなど色々変えていかないといけない。

  • マーケティングに関する本で初めて読んだものでした。
    最初は難しくて、カタカナの横文字が多く理解するのが大変でした。
    ただ、キャズムという溝がアーリーアダプターとアーリーマジョリティの間に存在することが分かるとどこの部分の説明をしているのか少し分かってきました。読み進めていくとだんだん分かってくるので、最初は私みたいに全く分からなくても気にしなくてもいいんだなと思わされた本でした。
    そしてこの本は、キャズムの段階を克服する戦略についての解説と克服後の企業の燃え尽き症候群のような症状の原因とその克服について書かれていました。
    マーケティングが苦手な人(私のような人)は事あることに何度も読み返すと良いと思います。

  • マニアの中で流行ったものが、一般的に流行るために越えなくてはいけない壁をキャズムという。
    マニアが求めているものと、一般人が求めているものが違うから、そこのマーケティングは今までの経験をもとにやるとうまくいかないよ。という内容。

    その壁を越えるためには、小さな市場を見定めて、
    そこの市場でのマーケットリーダーになることが一番重要。
    そして、狙う市場の大きさを大きくしていくというアプローチをとるべき。
    と書いてある。

  • ハイテク市場のマーケティング理論。アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には、キャズムというギャップがある事を解説している。
    多くのベンチャーが失敗してるのは、このキャズムを越えられない事が要因と考え、その解決策を提示。

  • 例えば起業しようと思ったとき。
    1年間の売り上げ目標を考える。
    その売り上げ目標とほぼ同規模のニッチ市場を目標にする。
    そして持てる勢力をすべてそのニッチ市場を制するようにつぎ込む。
    ニッチ市場の中でも、革新的なアイデアや製品に興味を持ってくれる人はいる。立て続けに契約を取れれば、このまま軌道に乗ると思う。が、違う。
    実利主義者たちはそのアイデアや製品をほかの同業他社が使っていないと安心して購入できない。
    だからそれを克服する必要がある。
    まずマーケットリーダーになること。製品を購入する必然性をアピールすること。などなど

    何度も読み直さないと血肉にはならないなあと思った一冊。

  • ハイテク分野でのマーケティングの落とし穴。立ち上がりから普及の狭間に横たわる溝(キャズム)がイノベーションをさえぎる。

著者プロフィール

破壊的テクノロジーがビジネスと組織運営に与える影響と企業がとるべき戦略をテーマに、著述と講演を続け、スタートアップと大企業の双方に助言をしている。複数のベンチャーキャピタルを支援するとともに、コンサルティングやトレーニングを手がけるキャズムインスティチュート、キャズムグループ、TCGアドバイザーズの名誉会長を務める

「2017年 『ゾーンマネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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