キャリア・コンサルティング

著者 : 丸山貴宏

• 翔泳社 (2002年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

5年後に5万人のコンサルタントが誕生!?-今最も注目の資格を現役コンサルタントが徹底解説。富士通、オラクル、ほか先進企業人事関係者の生の声も収録。

感想・レビュー・書評

[せいさんの感想 · 2015年2月24日]

キャリア・コンサルティング（キャリア・カウンセラー）について書かれているが、
支援する立場の視点を知ることで、自分自身のキャリアプランを考える上で客観的になれるので、どのような立場の人でも気づきになる本でもある。

出版が古いため、内容に古さを感じるのはしょーがないが、大部分は普遍的な内容とも言える。

[koochannさんの感想 · 2013年8月24日]

リクルート出身の若手社長が書いた。ｷｬﾘｱｺﾝｻﾙ業界。日米の各種のｷｬﾘｱｶｳﾝｾﾗｰ資格及びどのような方面で活躍出来るのか（企業、学校、ｱｳﾄﾌﾟﾚｰｽﾒﾝﾄ会社、職安など）を分かりやすく整理してくれ、大変参考になります。リクルート出身の４社長が「キャリアって何」と話し合う座談会がリクルートという会社がいかに若者感覚で楽しく起業精神をもっていたかが伺われ、面白い内容です。それだけにリクルート事件を起こす素地があったとも思えますが、会社に安住してしまっている既存の大企業に勤務している者には耳の痛い話しです。

[TOKYO HITMAKERさんの感想 · 2008年3月21日]

キャリア・コンサルティング業に関する本。
キャリアのコンサルティングに関する本ではありません！！
企業の人事マンや、キャリアコンサルタントを志向する方向けに、元リクルート社員で現在人材コンサル会社クライス＆カンパニー・丸山社長が「キャリアコンサルタント」の成り立ち・現状や関連資格を語るのが前半部分で、後半部分は企業人事マン・リクルートOBとの対談。

[イザベルさんの感想 · 2007年2月27日]

うーん・・・
微妙なお勧め具合だ。
リクルートの事例はどうだって良いので、もちっと一般的な話も多めに。
まぁ、一般企業の人事やキャリアコンサルを目指そうと思う方のおつまみ程度には良いと思うが。

著者プロフィール

株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役。1963年京都生まれ。86年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。７年間人事担当採用責任者として新卒、中途、外国人など多岐にわたる採用を担当し、同社の急成長を人材採用の側面から支える。93年に独立し、クライス＆カンパニーを設立。１０００社を超える顧客の採用面接をサポートしている。リクルート時代から現在に至るまで、同席した面接の数は１万件以上にのぼる。また、転職希望者へのキャリアコンサルティングも実施。経験と実績に基づいた転職先の紹介や面接についてのカウンセリングは業界でも注目されている。

「2014年 『そのひと言で 面接官に嫌われます』 で使われていた紹介文から引用しています。」