オブジェクト脳のつくり方: スーパーエンジニアへのパスポート Java・UML・EJBをマスターするための究
- 翔泳社 (2003年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798104188
感想・レビュー・書評
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ああそうだったと、いろいろなことを思い出した。
演習が新規開発ではなく、開発が進んでいるプロジェクト途中のイテレーションからというのが斬新だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エンジニアは間違うことをひどく嫌う分。なかなか発言しにくいところがあって、勘違いがそのままになることが多くそれで苦労してるのかなと思った。思想があるので一つの視点として勉強になると思います。
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後半わからじ。
前半までのオブジェクト指向のなんぞや、それのやり方までは勉強になった -
デザインパターンのところまで読んだ 良くない評判をいくつか読んでしまいモチベ消滅 Amazonで27円だったというのもあるか、、
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オブジェクト志向に最初に触れる人にはいいかも。
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専門書ではないが、入門・足がかりとしては良いかも。
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悪のりが凄いけど内容は解りやすい。
中間管理職に向けて書かれているのかプログラムを始めたばかりの人に向けたのかちょっと解りづらい。ある程度読まない部分を決めてしまっても良いかもしれない、人の教育の仕方とかは読み飛ばしても良いと思う。
オブジェクトを説明する時に「まずコードで考えないようにしよう」という言葉のおかげか解りやすくなっている、実生活に当てはめてオブジェクトを少し想像できるようになってからコードで書く方法を見て、そして実践すると身につきやすい。ある程度のイメージが出来てきた気がするので実践していってオブジェクトをキチンと理解していきたい。 -
本書は、オブジェクト指向の考え方、メリットなどが三部構成で分かりやすく記述されており、僕としてもかなり参考になった。
第一部は、若干強引さはあるものの、会社の組織構造になぞらえてオブジェクト指向を解説しており、取っ掛かりやすい導入部となっている。ネタ的に興味を引く題材ではないものの、オブジェクト指向のメリットが想起しやすい説明になっている。
第二部は実際のシステム開発になぞらえて、その進め方の一例を示している。オブジェクト指向では何が何でもまずユースケース図とかクラス図を書かねばならない、というような誤解も、この本を読むと解決すると思う。
実際、システム開発の中では「きれいに」ことが進むことは無く、ステークホルダ(=お客様や経営層や企画部門や運用部門)など、様々なところと密にコミュニケーションを図りながら、泥臭く進めているのが現実であろう。本書ではそういったドロドロした部分はあまり記載されておらず(本書の目的と違うしね)、あくまでもいち設計者的な位置づけ(=表舞台に立たない人)の視点でしかかかれていないので、ピンと来ないかもしれないが、実際のシステム開発では、第二部の中で最初に概要だけでもまとめておくべき、と記されている「画面フロー」や「ユースケース」「シナリオ(=ユースケース記述⇒ほとんどユーザマニュアルの原型である)」が開発初期に非常に役に立つ。それを確認しあいながら何度も画面やシナリオの見直しが発生しつつ、次第に合意していくものだからである。なぜそれからやるのか、という意図的なものの記述が少ないように感じたが、マネジメントの視点から見ても至極まっとうな進め方が書かれており、大変参考になる。(本書を読んでいた頃は私もSEでしたが・・・)
第三部は第二部をさらに進めて、実際のJAVAやEJBでの実装の話である。が、私はちょっとパスした。だって、JAVAを使う機会が無いので・・・汗。
個人的には第二部内の第7章が好き。「オブジェクト脳に変えるトレーニング」という題なのだが、コーチングやティーチングに関する記述があり参考になる(←と言いつつ仕事でオブジェクト指向など教えてないが・・・)。
上流まで含めてオブジェクト指向で開発を進めてくというのは、今の私には夢だが、その夢に近づくためにも、とりあえず買っておいて損はしない本と言える。 -
とても優れた入門書。
プログラミングの初心者、オブジェクト指向言語の初心者、そしてオブジェクト指向言語がイマイチしっくりいってない人すべてに、オススメします。
かなりの高確率で、理解のキッカケをつかめると思います。 -
オブジェクト指向を理解するきっかけとなった一冊。
若干誤解の原因となる表現はあるけど、そんなの更に勉強して行くうちに解けるからね。
正直なところ、前半しかまともに読んでいないけれど、それでも読む価値はあると思う。オススメ。