イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)

制作 : 玉田 俊平太  櫻井 祐子 
  • 翔泳社
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本棚登録 : 1186
レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798104935

作品紹介・あらすじ

本書では、新事業を予測通り発展させる立場にあるマネージャーに指針を与える。収益ある成長事業の構築とは、あまりにも膨大なテーマである。そのためここでは、成長を生み出すためにあらゆるマネージャーが下さなくてはならない、九つの意思決定に的を絞った。これらはイノベーションのブラック・ボックスのなかで成功するための重要な決定である。

感想・レビュー・書評

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  • まず思ってしまうのは、本当にこういった方法論で大企業が破壊的イノベーションを引き起こすことができるのか?ということだ。この本に登場する成功例の企業は現在だいたいにおいて下り坂にいる。成功を維持できない理由がイノベーションのジレンマにあるような経営陣の持続的イノベーションへの寄りかかりだとすると、ここにかれている方法論が以下に現実的でないかの証左になってしまう。

    今イノベーションという言葉から真っ先に思い浮かぶアップルはどうだろうか?スティーブジョブズは彼がアップルで最も誇りに思うのはどの製品よりもアップルという会社組織だと言っていた。イノベーションのジレンマは間違いなく読んでいた彼の答がアップルであるとするなら、アップルの成功がいつまで続くか、それがどんな組織で実現されるのか、はイノベーションを実現させるための組織体についての注目すべきテストケースになるであろう。

  • ”「破壊型イノベーション」で無消費に挑め”

  • 「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」のレビューを参照してください。

  • イノベーションにdisruptiveという形容詞が加わったのはこの何年かのことだと思うが、それは著者の一連のイノベーションにかかわる研究に起因するものであるようだ。その意味ではかなり大きな影響力を持った本だといえるが、それがよかったかどうかは定かではない。

  • クリステンセンは、「イノベーションのジレンマ」を読んで、面白かったものの、その後の本は読んでいなかったところ、先日、たまたま「ジョブ理論」を読んで刺激を受けたので、こちらも読んで見た。

    「ジョブ理論」については、わたしは面白いと思ったのだが、「新しみがない」という評価も多そう。ということから類推すると、「ジョブ理論」は、「イノベーションへの解」の焼き直しなのかな?と想像していたのだが、そうでもないかな?

    「イノベーションのジレンマ」が問題提起編だとすると、こちらは「対応編」。

    とは言え、ものすごく新しいことが書いてあるような感じでもないな。

    色々な他の研究で言われているようなことをうまくまとめているみたいな印象。

    ある意味、ドラッカーのイノベーション論をアップデートした感じ、というと言い過ぎかな?

    破壊的イノベーションは、天才のアイディアではなくて、計画的に生み出せるもの。

    とは言っても、それを本当にやるためには、通常のマネジメントとは大きく違う思考、判断、プロセスを採用する必要があるので、それを徹底するのは、やはり難しそう。

    イノベーションに関して色々な方向から整理されていているのだが、個人的には、一点突破な「ジョブ理論」の方が、好きだな。

  • 今後の仕事の進め方を考える上で、非常に参考になりました。
    自分の会社の商品サービスの向かうべき方向も何となく見えてきましたし。

    時間を見つけて、また、読み直したいと思います。
    きっと、読み直すたびに、新たな気付きがあると思います。

  • 会社の研修課題として読了。
    破壊的イノベーションを生む土壌やプロセス、組織など知見を獲得できる内容であるが、外国書籍の翻訳で読みにくいというのと内容がアカデミックなのでちょっと難解。
    同じ知見を咀嚼できる分かりやすい書籍があるんじゃないかなーと思いながら読んだ感あり。

  • 「イノベーションのジレンマ」の続編。前作がなぜイノベーションのジレンマがなぜ起きるのかということに書かれていたのに対して、本書ではそのイノベーションのジレンマにどう立ち向かえばいいのか、またはどのように破壊的イノベーション起こせるのかということを理論立てて書かれている。

  • 難解だが示唆に富む。このような本をネイティブの言語でリアルタイムで読める人たちを羨ましく思う。

  • なんか、イノベーションのジレンマと比べて読みにくかった。ロジックというより翻訳の問題かもね、って思った。

    ただ、内容に関しては面白い。経営に関して具体的な対応策を出しているので、即効性というか、すぐに参考にできそうなネタが詰まってる。

    ベンチャーとか、企業仕立ての人よりも、歴史ある企業、中堅・大手に勤めている人にお勧めな一冊。

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