- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798109411
作品紹介・あらすじ
メールプロトコルをわかりやすいたとえ話とイラストたっぷりでお届けします。これまで専門的すぎて読み解くにも難解な書籍とは一線を画して、グンッと入門に寄っています。メール技術を学ぶには敷居が高すぎて手がでなかったアナタにうってつけのメールプロトコルの入門書です。この1冊でメールプロトコルを完全マスター。
感想・レビュー・書評
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2008年当時、この本で SMTP 等を勉強しましたが、各プロトコルの説明やステータスコードなども詳しく、良い本だとおもいました。
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メールメッセージ、SMTP,POP,IMAP。辞書的にも使えそう。平易で分かりやすい。
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今夜わかるメールプロトコル
●DNSのMXレコードを見てメールの配送先を判断する
●メールで使える文字はすべてASCIIコード。日本語もバイナリファイルも全てASCIIコードに変換して送る
●ヘッダフィールドに日本語を使う場合、文字コード、エンコード方式(B;Base64)、エンコードデータを示す
●パートヘッダーにはContent-Type(メディアタイプなどのデータ型)、Content-Transfer-Encoding(Base64などのエンコード方式)、Content-Description(説明)、Content-Desposition(添付/インラインの種別やファイル名)を示す
●Message IDはインターネットの全てのメールメッセージにおいて一意のIDが振られる(完全に一意の保証は無く、ローカルで一意な文字列とドメイン名の組合せという書式を取る)
●応答コードの1桁目は成功/失敗を、2桁目は応答のカテゴリー(構文、情報通知、接続)、3桁目は詳細情報を示す
●POP3には、USERコマンドとPASSコマンドを用いた認証と、MD5を用いたAPOPコマンドによる認証がある
●UIDはPOPサーバが決定する70文字以内の文字列で、同じサーバ上のメールボックス内で同じUIDを持つメールメッセージは無い
●IMAPではメールメッセージの状態管理をするためのメッセージフラグが用意されている
●IMAP4では非認証状態、認証状態、選択状態があり、各状態で利用できるコマンドが規定されている
●SMTPサーバの不正中継対策では、IPや宛先、送信元のフィルタリングやSMTP認証、Message Submissionなどを実施する -
私はこの本のことを、「狂ったウサギの本」と呼びます。
「あの、狂ったウサギの本、会社に持って行くね」という使い方。
絵が多い割には、内容は濃い -
メールプロトコルまわりの入門書。浅く広くわかりやすく。
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見た目よりずっと硬派なメール解説本。中級者向けだと思う。