オブジェクト指向入門 第2版: 原則・コンセプト

  • 翔泳社
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本棚登録 : 362
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (904ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798111117

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    オブジェクト指向に関する名著と呼ばれる1冊。めちゃめちゃ分厚いが、これでも2分冊の上巻で、900ページを超える。重い。
    また、目次がすごく細かい。目次の項目で同じページが3,4つ並んだりしている。目次はその900ページに含まれておらず、ページ番号がローマ数字になっているが、l(エル)とあり、ローマ数字でエルとは…50だ…。凄まじい。

    肝心の内容についても、細かい印象。流石に1,2週でこの分厚さは理解しきれないが、みっちりとした内容だな、という事はなんとなく掴めた。

  • コンピュータを生業にしている人は誰でも持っている本。

  • すごく厚い本で、内容も豊富。プロフェッショナルであるためには、たまにはこのような本を読む必要もあるだろう。静的な型言語を強く推している姿勢や、多重継承、ASSERTTIONに対する深い洞察は、非常に高く評価できる。しかし、「言語仕様を満たすが、システム仕様を満たさない」オブジェクト指向独特の問題に解を与えることができなかったのは残念。というか、この問題は、「解なし」が正しいか?一言でいって、「アカデミック」。

  • 「オブジェクト指向入門」が、オブジェクト指向の入門ではないように感じた。ソフトウェアの品質についてのとても丁寧な議論。上巻もまだだいぶ理解していないところが多いが、ひとまず読了にしてまだどこかで戻ってこよう。

  • 最高の本。

    入門というタイトルは大嘘で、オブジェクト指向に関するすべてが書いてある1000ページ近い本である。技評のいう「入門」とは根本から異なる。

    オブジェクト指向に用いる言語がそなえているべき性質から始まり、クラス設計、(多重)継承、アサーション、型付け、束縛など深い考察が読めるすばらしい本。なかでも契約による設計という概念は白眉。

    10年近く前に書かれた本なので、オブジェクト指向より先の概念については書かれていないが、現代では前提知識であり基礎となったオブジェクト指向をしっかり勉強するべきだと思うし、それにはこの本を読むのが一番よいと思う。

    抽象的に書かれていて広い概念を扱うので、オブジェクト指向の言語と、いくつかの非オブジェクト指向言語を一通り学んだ後じゃないと概念が理解できないかもしれない。

  • 130609 中央図書館

  • 書名は「オブジェクト指向入門」ですが、960ページもあるこの本は、入門書というにはハードルが高い本です。しかし、その内容は、オブジェクト指向に携わる開発者のみならず、テストエンジニアも必読と言える内容です。
    「契約による設計(Design by Contract)」の概念について参考にさせていただきました。
    お勧めの一冊です。

  • 本書は、抽象データ型に対応したEffelという言語に基づいた入門書です。
    Effelという言語は、.NETに対応した版もあったので、評価版をダウンロードして確かめてみるのもいいかもしれません。
    本書は、SRAにいた酒包さんが翻訳された良書で、入門と書いているように、オブジェクト指向を叫ぶ人の必読書だと思われます。
    「このように構成の巧みなソフトウェアシステムは この世界のある側面を映し出す実践的モデルと見ることが出来る。、、、
    ソフトウェアの設計を実践的モデルの作成と考えると、オブジェクト指向設計は実に自然なアプローチであることがわかる。」

    オブジェクト指向を実装において説明するのはオブジェクト指向ではなく、実装指向だと思われます。
    実装担当の人には、オブジェクト指向をどう実装するとよいかを話す必要はあると思います。
    実装はオブジェクト指向の設計の考え方を明確にしながらのことで、実装だけを見ていると、方向性を間違うことがあるかもしれません。

    ps.
    オブジェクト指向で、日本で定評のある識者はSRAに移籍された青木淳さんかもしれません。
    SmallTalkの本も併せて読むとよいかもしれません。
    また、Squeakも参照するとよいと思います。

  • このコンピュータ本が厚い!

  • 必須なのでは。難しいしボリューム多いけど。

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