- Amazon.co.jp ・本 (754ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798111124
作品紹介・あらすじ
オブジェクト指向方法論、実践の原理がここにある!前編『原則・コンセプト』の力強い概念と技法につづき現実プロジェクトの実践と成功に必要な方法論を解説。オブジェクト指向の真髄が分かる定番書、ソフトウェア開発技術者必須。1997年Jolt Award受賞。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
オブジェクト指向に関する名著と呼ばれる1冊。下巻も分厚い。
下巻は方法論・実践。オブジェクト指向言語と言えばJava等が思いつくが、この本はそれだけではなく、あくまで概念の入門書。具体的な言語に関する考察も結構なページを割かれつつ、幅広く記述されている印象を受けた。
とにかく厚い。ちょっと読みきれない…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最高の本の下巻。
下巻ではGUIアプリケーションの設計や並列処理など、さまざまな場面について論じられている。"本書の記法"自体についてはまあおいておいて、その考え方自体は現在の設計においても必要な考え方のベースとなるので必読。
上下間通じて、現在使われている言語から切り離されたところで議論が進むので本質的な部分に集中して考えることができて良い。Simula, SmallTalkにはじまりObjective-C, C++, Javaに至るまであらゆる言語をリスペクトしつつ不完全なオブジェクト指向言語と断じる姿勢も最高。
そして最後章、1500ページ以上読み進めたご褒美として本書で扱われている言語の名前が明かされる。 -
カモノハシ本で理解できなければの候補のひとつ。