プロダクトマネジャーの教科書

著者 :
制作 : 新井 宏征 
  • 翔泳社
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本棚登録 : 203
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798111926

作品紹介・あらすじ

本書は、「プロダクトマネジャー」のミッションと仕事内容を包括的に解説する職務マニュアルである。プロダクトマネジメントとは何かに始まり、プロダクトマネジャーが身につけるべき知識から、その考え方を組織に導入するためのポイントまで体系的に学べる実務書である。新人マーケターやコンサルタントにも必携のスキルが満載。

感想・レビュー・書評

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  • ーどこをめくってもいいことが書いてあるような気がするー    はかせ 2019年
    お取り寄せありがとうございます。ガイダンスに従って、ご希望の番号を選んでください。
    プロダクトマネージャーのソーシングをしないといけないソーサーは、①
    プロダクトマネージャーの仕事や基礎を知りたいという方は、②
    製品を買ってくれる顧客のことを勉強したいという方は、③
    競合他社を倒したい!という血の気の多い方は、④
    製品のブランディングについて考えたいという方は、⑤
    新しい製品を作りたい!というガッツのある方は、⑥
    マーケティングのイロハを知って活用したいという方は、⑦
    なんでもいいから偉い人の話を聞かせろというせっかちさんは、⑧
    プロダクトマネージャーという職業について完璧に理解している方は、⑨
    ①を選んだあなたは、「Part1 戦略的な基礎を築く」からお読みください。
    プロダクトマネージャーが何をしているか、どんなことを考えないといけない職業なのかがざっくりとわかります。
    Part1を読んで、もっと先が読みたい!気になる!と思ったら、その先まで読み進めてみてください。
    また、Part1に書かれていることをやっているプロダクトマネージャーが、それをもとにどのような経歴書を書くのか、というのを思い浮かべながら読むと面白いと思います。
    ②を選んだあなたは、①の方と同じように、「Part1 戦略的な基礎を築く」をまずお読みください。
    ③を選んだあなたは、「第2章 トレンド観測、調査、顧客セグメンテーション」をまずお読みください。
    製品がどのような顧客に買われるのか、需要はどうなるのか等の概要がまとめられています。
    ④を選んだあなたは、「第3章 競争戦略のための競合分析」をまずお読みください。
    そのものずばりです。
    ⑤を選んだあなたは、「第4章 ブランド戦略」をまずお読みください。
    それから既にある製品について考えたい場合は、「第9章 既存製品の管理」を開くといいかもしれません。
    ⑥を選んだあなたは、「Prat2 製品計画と実行」から読んでみて、ピンとこなければPrat1の項目をあたってみるといいと思います。
    ⑦を選んだあなたは、「第5章 財務と価格のパフォーマンス / 第10章 マーケティング計画を利用した顧客需要の創造と管理」をご覧ください。
    ⑧を選んだあなたは、各章ごとに設けられているプロダクトマネージャーのインタビューをお読みください。
    実地でプロダクトマネジメントやマーケティング等を経験した一線級のマネージャーの金言が溢れ返っています。
    ⑨を選んだあなたは、完璧に理解しているかどうかの答え合わせのために、初めから最後まで通して読んでみることをおすすめします。
    各章20~30分程度で読めるので、読みたいポイントを絞って開けばそこまでヘビーな本ではないと思います。
    私は試しに全部読んでみたので2週間ほどかかりました。
    プロダクトマネージャーについての説明が書かれている本というより、プロダクトマネージャーが何をすべきかということを中心に書かれている本です。
    各章の用例の中に有名な企業の成功例や失敗例が多く挙げられているので、書いてあることの想像がしやすいのは大変良かったです。
    ソーサー視点で申し上げると、プロダクトマネージャーのこと以外にも、マーケターやブランディング関係のポジションの理解にも役立つのかなという印象を受けました。
    いじょうです

  • いいプロダクトを定義して、それをチームで開発して、市場に投入して、必要な人に届ける。

    そういうことがやりたいと思っていた時に出会った、プロダクトマネージャーという職業。その勉強として手に取ってみたものの、ほぼマーケティングの話だった気がする。自分の目指すキャリアとは、少し違うような気がするが、被っているところもあり、自分の視野が狭いだけかも。もっと実績積まないと。

  • ・製品開発から市場投入までの一連のプロセスを学ぶことができる本。
    ・アウトプットベースでやるべきことが語られており、作業イメージがつきやすいため、自分ごとのように捉えることができる(分析軸/計画書項目/ステートメント等)
    ・どういう“問い”に答えられるようにしておくべきかという視点で語られているため、わかりやすい。

  • ・ ビジョンは企業戦略は幅広い観点を扱い、コアコンピタンスの強化や活用にフォーカスを当てる。一方、製品固有の戦略や施策は、顧客特有のニーズにフォーカスを当てている。
    ・ ひとつの点からまっすぐな線はひけない
    ・ 新しく出てきたコンセプトやセグメント、トレンドに常に注意を払うためには、製品のことだけを考えるのをやめて、その代わりに製品やサービスが提供していることは何かと考えるのです。
    ・ 顧客セグメンテーションの準備に関する質問
    ヘビーユーザーグループは存在するか。購入者にしめる割合はどのくらいか。
    顧客は積極的か、伝統的か、消極的か
    過去の価格変化に対して顧客はどの程度敏感に反応したか
    ・ 戦略を策定する際、マーケティング戦略を実施した結果、顧客セグメントがどのようになってほしいかを考える
    ・ 公開されている価格が変化した場合、戦略を変更する要因となる
    ・ 収集した情報を集める3つの方法−継続的・周期的・プロジェクト型
    ・ ブランドアイデンティティは、顧客が製品を買う際の意思決定を単純化するもの
    ・ ポジショニングは強みをもとに行う。やるべきでないことは、すべての顧客に対して訴求しようとすること、同じセグメントに異なる手法を使わないこと
    ・ ブランドは顧客関係性であり、顧客がブランドに対して持っている連想
    ・ 変動費はビジネスを「行う」ための費用であり、固定費はビジネスを「保つ」ための費用
    ・ キャットフードを作る費用を計算し、それに応じて根津家をするのではなく、顧客はいくら払いたいと思っているかを自らに問いかけるのだ
    ・ プロダクトマネージャーは顧客の期待をうまく管理する−過剰な広告などはせず、基準となるデータ等で現実的な期待値を持たせる
    ・ 競合からの圧力があった場合に、現行製品の価格を下げる代わりに、余分な機能を排除した廉価版を検討してみる
    ・ 価格の変更を実施する前に、競合の反応を予測しておく
    ・ 企業が描いている全体像を見失わないように
    ・ よりよいレンジ→より簡単に、より早く、料理の準備をする
    ・ プロダクトマネジャーのアウトプット
    製品戦略(将来の商品のビジョン)
    アイデアだし(潜在的な製品アイデアを絶え間なく生み出す)
    ビジネスケース(投資提案)
    要件定義
    開発
    市場投入(販売との連携)
    プロジェクト/プロセス評価
    ・ 残念なことに、多くのプロダクトマネジャーが、幅広い市場を取り上げてしまう
    ・ 競合と同時に市場に参入すると、潜在的な市場を通常より早く拡大でき、同時に競合の優位性を弱めることができる。競合よりも参入が送れた場合は、競合の抱えている欠陥につけ込むことができる。また、競合の宣伝活動によって既に市場が啓蒙されているのも、後からの参入に得られるメリットである。
    ・ プロダクトマネジャーは、ポジショニング戦略を、顧客に対するコミュニケーションメッセージとして言い換えて伝え、またメッセージを適切で時流にあったものに保っていくという責任がある
    ・ 市場投入後は早期(先行)指標をできるだけ早く把握し、追跡する。
    ・ プロダクトマネジャーにとって永遠の課題は、フォーカスをしぼること。開発者は機能ではなく、市場で認識されている問題にフォーカスしてください。多くの開発車は機能を増やせばそれだけで売上も上がると考え、機能を追加してしまいます。
    ・ なぜあなたの会社から買わなければいけないのですか?を問われた時のポジショニングを作る。
    ・ (ブランド名)は(優位性)で、(差別化)する、(市場セグメント)向け(顧客の視点)ブランドです。
    ・ メディア目標の設定−広告到達率/頻度/継続性/パルシング(発するメッセージの強さ)
    ・ プロダクトマネジャーは小売業者を製品の目的地と見なす傾向がある。エンドユーザーのニーズを理解し、担当製品がどのようにニーズに合うのか把握するよう努める。
    ・ ABC-ブランドエクイティを顧客の価値を築き上げることで、キャッシュフローを増大させることがプロダクトマネジャーに必要な能力
    ・ 販売スキル自体を教えることはプロダクトマネジャーの役割ではないが、製品トレーニングを販売プロセスのフレームワークの中に組み込まなければならない
    ・ ブランディングは、ビジネスプランの後に思いつくような代物ではなく、マーケティングがブランドを後押しするのです。
    ・ プロダクトマネジャーは製品ラインのCEOであり、リーダーである。常に売上から利益までの全体を考える
    ・ プロダクトマネジャーは顧客のニーズと企業の能力を合致させて、製品やサービスを開発していくことにある
    ・ プロダクトマネジャーが「顧客」について考えを巡らすとき、自分たちが実際の人々に売るための製品やサービスを開発し、販売しているのだということを忘れて、抽象的に考えてしまいがちです。
    ・ 自分がやりたくないことを得意になろうとするな
    ・ プロダクトマネジャーに期待されている特徴は、起業家精神、リーダーシップ、そして自信である。後天的な能力としては、物事をまとめる手腕、時間管理、コミュニケーションスキルがある

  • 新井さんの訳した本はわかりやすい。

  • サブプロダクトマネージャになったので、まじめに勉強しようと買った本。
    しかし、なんかこう型どおりというか・・・、「全てに責任をもつ」みたいなことしか書いていなくて、イマイチどう役に立つのか分からない。
    基本みたいな事がわかれば良いという感じでもなさそうで、もう少し時間をとってじっくり読めば何かわかってくるのだろうか?

    ・・・で、読み進めてまだ読み終わっていないけど、この本の良さが分かって来た。販売戦略を組み立てる上での重要なスキムが具体的に示されているので、コレを実際に使ってビジネスに活かせる可能性はあると感じた。
    分厚い本なので、最初から読んでいくと結構息切れするが、参考書的に部分部分を活用していけば、そのうち全部読めてしまいそうだ。各章にあるインタビューのようなものは、示唆に富んでいると思う。

  • The product manager's handbookの翻訳ですが、「ハンドブック」というとおり、はじめて商品企画や統括をやることになった人がまずデスクに置いておいていろいろ参照することができる便利な本です。翻訳に違和感はあまり感じません。

    他の方もレビューで書いているとおり、事例や実際のフレームワークも数多く提示されており、自分の仕事を進めるフレームワークを作っていく上での参考になりますし、経験のあるプロダクトマネージャーのインタビューが章末に載っているのもコラム的に参考になります。ただ、ハンドブックなので内容は浅く広くであり、マーケティングやデザインなどの各論についてはそれぞれの専門書を当たる方がいいと思います。

  • 昨今の、偽装、事故の隠蔽など、安全に関する事象が多数報道されている。
    利益偏重のために、プロダクトマネージャに安全という指針がないためだと思われる。
    一般的なプロダクトマネージャの教科書では、安全について十分切り込めていないのではないだろうか。

    利益偏重のプロダクトマネージャ論と、安全尊重のプロダクトマネージャ論と分けてみるといいかもしれない。

    それによって、組立が変わるかもしれない。

  • プロマネになった時に読んだ。
    産業が違うので、そのまま使えるわけではないが、大変参考になりました。

  • University of Wisconsin at Madisonのエグゼクティブプログラムのコース責任者による著作。書名が示す通り、プロダクトマネジャーが直面するであろう課題についての考え方、社内での立ち回り方、身に着けるべきスキルを体系的に提示している正に教科書である。一度通読した後、場面毎に参照することができる。<br /><br />プロダクトマネジャーは、ジェネラリストでありその責任の範囲と求められる知識は多岐に渡るというのは的を得ている。アカデミックなマーケティング論では、現場でどのようにそれを運用するべきかということまでは含まれていないが、本書はプロダクトマネジメントの現場においてプラニングやマネジメントの実践的な運用方法について豊富なフレームワークが提供されており、これらはすぐにでも自身の現場で応用可能なものである。

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