- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798112275
作品紹介・あらすじ
UNIX、Linux系主要サーバで活かせる理論と実例を満載。
感想・レビュー・書評
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サーバ管理一般の知識すべてについて述べた本
目次
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第1章 概要編 本書の構成
第2章 稼働環境編―ネットワークサーバの動作インフラ
第3章 システム環境編―クライアント/サーバOSの概要
第4章 必須理論編―ネットワークサーバ構築のための基礎理論
第5章 準備編―サーバシステムの導入
第6章 実技・実践編―サーバシステムの導入
第7章 実務編―インターネット接続設定と運用管理実務
第8章 情報編―情報入手</blockquote>
仕事をすれば当たり前、でも知識としては早く知りたい、そういう内容になっている。
回線、サーバ構築、運用管理という、NIerにとっての基礎知識。
ただ、RH9の内容だったり、一般的なサーバ構築までで終わってしまい、あくまで解説書という枠を突破できていない。
そういう意味では、一回読んだら終わり、ある程度知識をつけていけば新しい発見がある……という使い方しか出来ず、それであれば今はもういい本が他にある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008年当時の評価。
RHEL 9 を用いた Linux サーバの構築/管理の入門書。
さすがにもう古い(もちろん普遍的な部分はあるけど -
サーバ管理者向けの本。題名どおり、入門者向け。LPIC 試験でいうと、レベル 1 ~ 2 程度の難易度。
サーバの設定について、基本的な設定項目であったり、よくありがちなシチュエーション、シナリオに基づいた記述が多いので、単なる机上論ではなく実務向けの知識が身につきやすい本だと思います。
一番の特徴は、各設定ファイルの書き方やコマンドの出力まで細かく書いている点だと思います。多くの本では、途中を端折って書いていることがよくありますが、本書はオペレーションと出力を細かく載せています。実行している各コマンドの内容についてのコメントも充実しているので、初心者向けで理解しやすいと思います。
なお、この本は Red Hat Linux 9 での設定方法、オペレーションを書いています。そのため、他のディストリビューションでは、(当たり前ですが)基本となる考え方はさほど変わらなくても、実行するコマンドや手順が異なる場合が多々ある点に注意。 -
図が豊富で分かりやすいので、サーバ構築してみたい人にオススメできる一冊です。
但し、RH9なので、インストール時はCentOSなどの同じRH系ディストリビューションにすること。
難易度★