ある先生から、プロジェクトマネージメントは計画管理と訳せと教えられたことがあります。
プロジェクトマネージャという用語を使う会社はありますが、会社によって役割は全く違うことがあります。
また、権限を与えずに責任だけを割り当てて、仕事のやる気をなくさせている企業もあるように聞いています。
実際に話を聞くとチームリーダという人の管理の役割だけを持った人がいます。
予算も人事の権限もないプロジェクトマネージャと呼ばれている人が、責任だけを押し付けられて右往左往していないでしょうか。
さまざまな疑問に、この本はどれだけ答えてくれているでしょうか。
次の改定では、例えばプロジェクトマネージメントという用語を止め、現場の管理者に役立つ名前を提案するのはいかがでしょうか。
短期の事業(プロジェクト)が多い場合には、プロジェクト管理ではなく、組織管理で対応すべき事項もあるという話を、ソフトウェア工場を書かれた松本先生からご指導いただいたことがあります。
ps.
「プロジェクトマネージャって事業部長のことですか」と聞かれたあなたはなんと答えるでしょうか。
会社によって、答えが違うかもしれません。
それなのに、同じ言葉を使っていることに変だと思わないでしょうか。