システムアーキテクチャ構築の原理: ITアーキテクトが持つべき3つの思考

  • 翔泳社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798116426

作品紹介・あらすじ

「ビューポイント」と「パースペクティブ」を使って「ステークホルダー」に満足のいくシステムを提供する。精度の高いシステムを構築する3つの基本概念。

感想・レビュー・書評

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  • むずいわ。

  • 訳語が現在のIT業界で実際に使われているものと違う。

  • 答え合わせになる。素晴らしい。

  • フワフワした抽象論にいってしまわず地に足のついた本。ソフトウェア開発の経験がない人にもある人にもおすすめ。

  • ITアーキテクトとして考えるべきポイントが網羅的にしっかり説明されている良書。

    しっかり読み込めば非常にためになると思うが、ボリュームが多く、最初に読んだことを読み終える頃には忘れてしまっていた…。

    積読すべき一冊だと思うが、読むことに体力が必要な一冊。
    迷った時に、目次レベルで再確認したい。

  • アーキテクチャ記述言語に依存しない記述になっている。
    抽象的記述にしたためか、ソフトウェアのアーキテクチャとは何かが明確になっているわけではない。

    利用者にとって重要なのは、ソフトウェアのアーキテクチャではなく、システムのアーキテクチャではないだろうか。
    システムのアーキテクチャの中で、ソフトウェアがどういう役割を果たすとよいかは変動的だろう。
    ハードウェアのアーキテクチャの変更があるかどうか、ハードウェアの構成に変更があるかどうか、利用者の利用方法に変更があるかどうかで、ソフトウェアのアーキテクチャを検討するのではないか。

    P18で、アーキテクチャで責務が必要なのはよくわかる。
    しかし、境界とインタフェースの違いがわからなかった。

    全体を通して、ビューとパースペクティブの関係もよくわからなかった。
    階層的なビューではなぜだめなのだろうか。

    疑問がたくさん残った。

  • この本は凄いです。
    ITアーキテクトという未だ曖昧な役割の人が何をどのようにすべきかほぼ完全に網羅していると感じました。
    ボリュームもなかなかありますが内容が充実していて再読する価値も十分ありそうな名著だと思います。

  • 今までは、自分の経験といろんな情報収集をもとに言ってみれば「手探り」でアーキテクチャ設計を行ってきました。。こんな本があるなら早く出会いたかった。。

    あえて短所を言うと、以下2点だと思います。
    ・日本語としてちょっと分かりにくいところがあります(思い切った意訳も難しいのでしょう。自分なりの解釈で理解を深めるべし、と前向きに捉えています。)
    ・原書が2005年発行と少し古いので、具体例(「アーキテクチャ戦略」など)に出てくる技術は自分でバージョンアップしていく必要があります

    しかし、これだけの「原理」を体系化し示してくれたことの前では短所なんてどーでもいいです。著者に対し尊敬の念を禁じえません。
    ステークホルダとの向き合い方、複雑なアーキテクチャを表現する「ビュー」、アーキテクチャの品質特性を評価しアーキテクチャを再検討する指針を示す「パースペクティブ」、の3つを軸とし、それぞれの考え方について概要と具体的な使い方まで書いてくれています。この内容で5000円は激安です。

  • 一通りのことを網羅するのには良い感じだが,書かれていることをちゃんと理解して使うためには参考文献をきちんと辿る必要がある.

  • まだ読みかけだけれど
    ビューとパースペクティブの項目は参考になる

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著者プロフィール

Nick Rozanski(ニック・ロザンスキ)ロザンスキは1980年代からIT産業でいくつかの大規模システムのみならず小規模システムのインテグレータとして働いてきている。例えば、Logica、Capgemini、Sybase などである。また一方でMarks and Spencer and Barclays Global Investorsなどでのエンドユーザオルガニゼーションの経験も豊富である。財務、小売り、製造、および政府機関といった広範囲に及ぶプロジェクトで上級者として監督、指導してきた。彼の技術的なバックグランドには、エンタープライズアプリケーション統合、パッケージ実装、リレーショナルデータベース、データ複製、オブジェクト指向ソフトウェア開発などがある。彼はまた熟達の技術指導者でもあり、認定プロジェクト内部監査人でもある。

「2014年 『ソフトウェアシステムアーキテクチャ構築の原理 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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