ルーチン力

著者 :
  • 翔泳社
3.13
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本棚登録 : 220
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798118482

感想・レビュー・書評

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  • 1

  •  時間は直線的(いつからいつ)ではなく、面積(どのくらい使えるか)の方が重要

     ルーチン化することで、見積もりが安定し、繰り返すことで時間的な余裕が増える
    →習慣化することは「ロボット」を作ること。これを鍛える。

     スタートダッシュで見通しをつける
     全体の見通しを立て、挫折をふせぐ

     気乗りしない仕事には…
     強引に注意を惹きつける
     ファイルの名前を変える

     クローズドリスト
    →やらないといけないことの最大量を明示

     プレゼンテーションはルーチン化できる
    1スライドの中に言いたいことをすべて書く
    2使いまわす

    ?アジェンダを書く
    ?各スライドにキーワードを入れる

     企画書づくりは「ゴール」をはっきりさせる

     アイデアのつくりかた
    1厄介ごとに直面する
    2問題を解くためのデータを収集する
    3事実を受け入れる(常識を疑う)
    4問題から離れる
     1 不妊治療
     2 絵をかく
     3 小説を書く


     やりたい仕事は最優先で行う

  • 献本御礼。


    自己組織力。
    著者の主張を一言に集約するとこの一言に行き着くだろうか。

    タスクをルーチン化し、可視化することによってゴール地点を明確化し、スケジュール管理する。
    その為の具体的メソッドが紹介されているが「今日付けのメールには返信を出さない(昨日までのメールは増えないので、定量化できる)」など業務によっては機会と信用を失うようなことも例として挙げられている。

    云わんとしている事を汲み取って、自己を組織化し、タスクを管理できる人であれば、一日の総仕事量を決めてから逆算して各作業に取り掛かるという発想は有効だと思う。
    例えば欧米のエクゼクティブなビジネスマンやハリウッド俳優などは1年のスケジュールから予め休暇をとり、それ以外の日程で業務をこなすというように。

    しかし、そういう意図を汲み取り実践できる人間はこの本を手に取らないのではなかろうか。

    ページ数も少ないので研修などのテキストに適している感はあるが、分かりやすい具体例が仇となり「ルーティン力」の真意をぼやかしてしまうと感じた。

  • タスクシュートの原型的な本。全てをルーチン化して処理しようという本。

  • ビジネス

  • 薄いし読みやすい。
    ちょっぴり無理矢理な箇所もあるけど、
    基本的にはルーチン化を心理学的なアプローチ
    で書いてくれているので参考になった。

  • 日々の仕事を如何に仕組み化するか。
    仕組みのメリッドがわかりやすく書かれており、
    ツールの紹介もあります。
    非常に実践的な一冊です。

  • 言いたいことはわかるけど、あまり私の仕事には向いてないかなぁ。
    メール・電話の対応は翌日って。。。

    図が多く、二色刷りでわかりやすく書いてあるので、方針が合う人には良いのかな。

  • 3~4冊この種の本を図書館から借りてきたけど
    今のところその中でいちばん気付きがあった本。

    仕事の分量、時間の分量をどう見積もるかが肝心なので
    タスクを付け足していく形のtodo管理では意味がないと。
    同じ理由で、今日来たメールの対応は今日せず、
    前日までのメールを処理する。
    (そうすればタスクの量が読めるから)

    仕事柄?タスクが常にあって、飛び込み仕事も大事なときが
    あるので、参考にしたい。

  • 誤字が気になって集中できなかったけど、なんとか読み終えた。

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著者プロフィール

●佐々木正悟(ささき しょうご)
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道旭川市生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスで派遣社員として働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。
幼稚園のころから大人の叱責に神経質すぎるところがあり、かくべつ厳しい家庭で育ったわけでもないのに母親の顔色をよくうかがっていた。
成人後も上司や先輩社員などの些細な指摘に耐えられず、組織で働くことを拒否して、心理学を勉強するために渡米する。
帰国後も対人関係への苦手意識から在宅での仕事に中心とし、人前で失敗しないための「ライフハック」を追求し、それを題材とした文章発信で生計を立てる。

「2021年 『つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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