- 本 ・本 (500ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798118864
作品紹介・あらすじ
<h3 align="center">物心ついた頃から『デジタルで育った』最初の世代―次代の担い手、
デジタルネイティブに学べ!
本書は、ネット世代が与えうる、企業、社会、学校、家庭、政治等への影響とインパクトを、詳細なデータに基づいて分析している。
なぜ、オバマが大統領選で勝利をおさめられたのか?
なぜ、今までのやり方では物が売れなくなったのか?
彼らが望む働き方はどんなものか?
教育の現場では何が起きているのか?
家族との関係性はどのように変わってきているのか?
また彼らへの有効なアプローチの方法は何か?
―この世代をどう扱うかが重要な課題となっている。日本を含む12カ国、1万人のインタビューを敢行し、デジタルネイティブのリアルがいま解き明かされる。
感想・レビュー・書評
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思いのほか、教育的な内容だった。タプスコット パパの二人の子供に対する愛情が溢れている。
ボリューム多すぎなのが難点(★減点)。読むのに時間がかかった。
また後で追記します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノンネイティブ向けの話だった。
デジタルネイティブが世界を変えるというより、人が変わっていくからみんなアプローチ変えよう用意しようみたいな感じだった。多くの調査と結論としてアドバイスもあってよかったと思う。 -
いわゆるネット世代が今後世界の中心を担うわけで、これから世界はどうなるんだろう?と考えるのにはいい本かもしれない。
インターネットの弊害もたくさんあるが、やはり知識は教師が持っているのではなく、インターネットが持っているのである。 -
読了
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おすすめ資料 第118回 世代について考える(2010.12.3)
アメリカでは1977年1月から1997年12月までに生まれた世代をネット世代、またはジェネレーションYと称します。
皆さんの多くが属するこの世代は、幼い頃からあるいは物心付いた時からコンピュータに触れ、インターネットに親しみ、あらゆるデジタルテクノロジーに囲まれて育った世代として、デジタルネイティブとも呼ばれます。
彼らは、日進月歩のデジタルテクノロジーの世界で、あたかもペンや紙を扱うように新たな技術やデバイスを使いこなすことから、様々な分野で注目されています。
しかし一方では、自己中心的、読書離れ、政治への無関心、コミュニケーション能力の低下など、悲観的な意見も存在します。
皆さんは、世代という尺度で自身を見つめたことがあるでしょうか。
本書は、ネット世代より年長の世代を対象に書かれたものであり、彼らがネット世代への理解を深める手助けとなる良書ですが、一方でネット世代にとっても、自分たちが年長の世代からどのように理解されているのか、また他の世代とどのように異なるのかについて考えるきっかけになると思います。
それは結果的に、個人あるいは世代としての存在意義を確立し、異世代間コミュニケーションの円滑化に繋がるのではないでしょうか。
本書は、総額400万ドルをかけて12か国、一万人にインタビューを行ったリサーチプロジェクト「The Net Generation: a Strategic Investigation」の調査結果を元に纏められたものです。 -
本書でいう「デジタルネイティブ」の定義は11歳から31歳だそうです。辛うじて私も入っていました。PCに対する知識なら10代にも劣らないと思いますが、携帯電話になると足元にも及ばないでしょう。「せめて情報端末としてWSVGA (1024×600)くらい欲しい」と思っているようでは、そのうち置き去りにされてしまうかもしれません。Nintendo-DSの各画面がVGA(640×480)なら端末として理想なのですが、Apple辺りが作ってくれないものでしょうか。
「ネット世代にとってTVはBGMでしかない。ゴールデンタイムは自分で決める。」という意見には賛成です。PCでHDDに録画してTVを見るようになってから、すっかりCMは見なくなりました。一時は時間節約のため、HDDレコーダに録画して1.4倍速で視聴していました。ニュース番組等は情報さえ享受できれば十分なので。メディア側からすれば甚だ迷惑な視聴者でしょうが、HDDに録画した方が便利なので仕方ありません。
「生徒を教師にする」という考え方は新鮮でした。確かに、ネットに関する知識は大人よりも圧倒的に子供の方が深いことは間違いありません。かつては、生徒は先生から情報を得ていましたが、今はWikipedia先生がいます。「教師はもはや知識の源泉ではない」のはもっともです。ネットについては、大人は謙虚になって子供から学びましょう。きっと仕事に役立ちます。
ネット世代は「好きな場所で好きなものを買いたい」傾向があるそうです。ネットショッピングではワンクリックでお金を見ることなく買えるわけですから、お金に対するブレーキがかかりにくいのかもしれません。しかし、だからこそ、商品購入の際は「この商品は本当に自分にとって必要なものだろうか」と心で唱えながらクリックする必要があると思います。そうでなければ、不必要に物(特に、有象無象のデジタルコンテンツ)を買ってしまうことにもなりかねません。ネットショッピングの利点は、「二酸化炭素撒き散らしながら物を買いに行かなくても済む」くらいだと思っています。 -
世代論の一種か。
ネット世代と呼ぶ30代前半までの若者世代の行動様式にフォーカスを当てた本。
正直、言われずともという感想。本書のターゲットは上の年代の人かな。 -
デジタル世代の行動様式について。ごく普通のことしか書いていないようですが、これが驚きなんでしょうか。
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