イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル (Harvard Business School Press)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798124711

感想・レビュー・書評

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  • 五つの発見力(ビッグアイデアを思いつく五つのプロセス):イノベーティブな幹部
    ①関連づける力
    ②質問力(正しい質問をする。質問ストーミングを行う。)
    ③観察力(枠組:「用事」とそれを片づけるために雇うもの)
    ④ネットワーク力(TED)
    ⑤実験力

    四つの実行力:一般的な幹部
    ①分析力
    ②企画立案力
    ③ゆき届いた導入力
    ④規律ある実行力

    イノベーティブな組織のDNA
    ①人材
    ②プロセス
    ③哲学

    誰でも行動を変えることで創造的な影響力を発揮できる。

    レゴ思想「よいアイデアを得る秘訣は、たくさんのアイデアを得ることだ」

    トンネル視の特効薬:睡眠

    関連づける力を伸ばすヒント
    問題+無関係な項目⇒考えられる関連性

    スキャンパー(SCAMPER)
    代用・結合・応用・拡大縮小変更・転用・除去・逆転ならび変え

    ばかにみられる覚悟は出来ているか=謙虚な質問ができるだけの自己肯定感をもっているか

    ビュジャ・デ:それまで何度でも見いているのに、始めて見たような感覚をもつこと。

    用事を片づける
    ①用事を片づけるためにどんな製品を使っているかを観察する。
    ②意外なことや普通でないことに注目する。
    ③新しい環境のなかで観察する機会を見つける。

    科学的、商業的イノベーションにおけるアノマリー(異常)の重要性

    申し込んで断られる確率を下げる
    「あなたのアイデアの考えかたに興味があるんです」

    ネットワーク力を伸ばすヒント
    ・幅を広げる
    ・食事時を利用する
    ・無関係なセミナー
    ・創造の場を作る

    三つの実験方法
    ①新しい経験をする
    ②ものを分解する
    ③実証実験でアイデアを検証する

    実験力:仮説と検証の思考法を心がける
    ①物理的障壁を超える(海外へ)
    ②知的境界を超える(無関係な雑誌の購読)
    ・・・

    「T型」深く精通した専門分野と幅広い知識

    哲学
    ①イノベーションは全員の仕事だ
    ②破壊的イノベーションに果敢に取り組む
    ③少人数のチーム
    ④スマートリスクを取る

    イノベーティブな企業の時間配分の枠組
    ①派生的
    ②プラットフォーム
    ③ブレークスルー

    良い失敗
    ①原因が解明できフィードバックが得られる
    ②早い段階で起き、致命的でない。

  • 五つの項目から成る発見力を磨けば、イノベーティブな経営者になれるし、イノベーティブな組織を実現できる、と論じている一冊。こう書くと、単なるノウハウ本と変わらないように聞こえるかれもしれないけれど、本書はイノベーティブな経営者への豊富なインタビューとそれに基づく緻密な分析から出来ているので、説得力が違う。かと言って、学術論文調でもなく、少し手を伸ばせば届きそうだと読者に思わせる 現場を意識した書きぶりになっている。ワタシはこの類の本を読むときには、読者の背中を軽く押し、読者に勇気を与えてくれることを期待しているのだけれど、本書はそれを見事にやってのけている。
    それから、もうひとつ。イノベーションというと、ジョブズやベゾスのような革新的な製品やサービスを想像してしまうけれど、今あるプロセスやビジネスモデルを革新することだって立派なイノベーションだ、という当たり前のことを本書で再認識させてもらった。

  • クリステンセンは、「イノベーションのジレンマ」しか読んでいなかったのだが、近著の「ジョブ理論」が面白かったので、遅ればせながら、イノベーション・シリーズを追っかけで読んでいます。

    「イノベーションのジレンマ」への処方箋として、「イノベーションへの解」があって、色々な角度から包括的に整理されているのだが、個人的には、今ひとつ「当たり前」感が拭えなかった。

    「それができないから困っているんじゃない」という感じがあった。

    それは、ある意味、ドラッカーがイノベーションは、天才のアイディアではなくて、普通の人たちがある程度計画的に起こすことができるものだと言っていたいたことにも通じて、一定の納得感もあった。

    となんだか、モヤモヤがあったのだが、このDNAを読んで、結構、スッキリした、というか、何がモヤモヤしていたのかがスッキリした。

    イノベーションをやれる人・組織は、やはり普通の人・組織とは違うのだという、一見当たり前そうで、実はこれまでうまく議論されていなかったことを綺麗に整理した感じ。

    その結果は、実は、これも直感的にそうだろ〜な〜、な内容で、納得はしつつ、衝撃はないか。。。

    処方箋もまあ当たり前な感じではあるが、こちらの処方箋の方は、少し試してみようかな?という気持ちが少し動いた。

    「イノベーションのジレンマ」という本は、破壊的イノベーションについて書かれたある意味破壊的イノベーションな本だったが、それに続く本は、破壊的イノベーションについて書いているのだけど、堅実な「持続的イノベーション」な本になっているというのは、おこがまし行けど、そんな感想を持ってしまった。

    ここまで読んだので、ついでに「イノベーション・オブ・ライフ」と「イノベーションへの最終解」も読んでみることにする。

  • イノベーションを起こすための個人ベースでの5つの必要スキルと企業(組織)としての3つのスキルを、トップマネジャーへのインタビュー・経営事例を通して明示しています。
    ただ、イノベーションのジレンマ程の強烈なインパクトを期待していた点は少し残念かな。

  • イノベーション関連の書物はたくさん読んだが、やはり論文から派生したものは密度が濃い。たくさんの資料からイノベーションという漠然としたものについて、できるだけ体系的にまとめられている本であった。各種イノベーション関連の本を読んだ後で読むと全体感を知れるいい本だと思う。

  • イノベーションをおこすために、発見力、質問力、観察力、ネットワーク力、実験力と関連付ける力の5つのスキルが重要で、そのスキルをどのように高めていくかなど実践的な内容でした。

  • 『発見力』の要素について、1つ1つ丁寧説明してわかりやすい。特に質問力など、意識化する事で、鍛える事ができ、実用的である。
    しかし、後半については事例としては面白いが、オリジナリティーが少々欠けているように感じた。

  • 発見力、質問力、観察力、ネットワーク力、実験力、そしてそれらの関連付け力が鍵
    2014.11.5

  • イノベイターには共通点があり、それは鍛えられる。
    マジですか。
    読むと確かにイノベーションまではいかないが、鍛えることによって改善程度ならできそうな気がする。
    少し冗長なところはあるけど読む価値はあった

  • "イノベーションのジレンマ"の著者による実践編

    適切な質問をし、対象を観察し、実験を繰り返すことで深い洞察を得るということ

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