HTTPの教科書: 強靭な技術力と柔軟な思考を味方にするWebプロトコルの基礎
- 翔泳社 (2013年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798126258
感想・レビュー・書評
-
かなり前に買ったまま読んでいなかったHTTPの教科書。
ざっくりぼんやりとネットワークスペシャリストでも受けようか考えていたが、レイヤの高いところの知識が乏しい&アプリケーションレイヤで最も使っているHTTPということで、思い出したかのように読んでみました。
たまにHTTPのアクセスログ眺めたりするくらいのがっつりWEBじゃない人間には丁度よい教科書。かわいい絵ば書いているもののまったくのWEB初心者ユーザーには理解し難いかもしれない。
HTTPステータスコードは200,400,404,500 くらいは知っていたが、他にも見たことのないコードがたくさんあったのなんて。さらに、6章のHTTPヘッダーの意味も一つずつ紹介されておりこれらはなかなか覚えられなかった。
リファレンス用にも良さげなのだが、重要なものを掻い摘んでくれても良かったかも。ここだけは絶対にチェックせよ、なところだけ赤字で書かれてくれていたら良かった。
リリースが結構前なのでしょうがないのだが、HTTP/2 , HTML5 の説明がほとんど無かったので、アップデートしてくれたら嬉しい。
本書を読んだ上でこれからはもう少しヘッダ内容を理解した上でHTTPアクセスログを眺めるようにしようと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冒頭と後半は分かりやすく簡単。特にサーバ証明書の認証の流れ(p.188)は本当に分かりやすく感謝。
しかし、本書の根幹ともいえる中盤(httpメッセージ、ステータスコード、ヘッダー。p
.50-168)については難しく、要再読だ。再読時には、まず中盤以外をさらっと読んだ後、じっくり中盤を読み解いていくのがいいかも。 -
積読になっていたので、読んでいました。
買ってからずいぶん時間が経つので、最新の状況になっていない記載はありました。
ただ、httpのプロトコルそのものの説明や、ステータスコード・各種ヘッダーの説明はコンパクトにまとめられており、これを取っ掛かりにするにはいいと思いました。
セキュリティの説明もあり、XSS、CSRFなど各種脆弱性の解説それなりに抑えてあります。
また、httpsやSPDY・Websocketにも触れられており、名前の通り教科書として読むには程よいボリュームかと思います。
それぞれの項目を専門的に知りたければ、これを読んで概要を掴んでからでもいいかなと感じました。
逆に、詳細に記載されていることを期待する方は最初から各項目の専門書などにいったほうがよろしいかと思います。 -
読んだときにはRFCとかで知識はつけたあとだったので、どちらかというと人に教えるベースの目的で読んだ本。
ゆるくしっかり書かれていたので、HTTPわからんと言っている人には勧めている。 -
HTTPの基本から仕組みまでとてもわかりやすく説明されている。エンジニアでHTTPの詳細を知るときには最適な本のひとつ。
- ステータスコード
- 1XX Informational リクエスト受付。処理中
- 2XX Success リクエスト正常終了
- 3XX Redirection 追加動作必要
- 4XX Client Error サーバーはリクエストを理解できなかった
- 5XX Server Error サーバーは処理を失敗
- Ageフィールド: 秒単位
- HTTPS HTTPの2から100倍遅くなる -
websocketとHTTPの関係が理解できた。
HTTPのボトルネックが知りました。 -
WEBに関わるならば必須であるHTTPについて懇切丁寧に説明されてます。HTTPが作られた歴史から、リクエストとレスポンス、セキュリティーにも言及。ただし他にもっと良書があるので買わなくて良いかも...
-
2日くらいで読み終わった。基礎をさらえるし辞書活用も出来そう。HTTP/2とかに対応した版はでないのかな?
-
最低限覚えておかないといろいろ苦労する。