一億人のデジカメ写真添削講座: 思い通りの写真が撮れる、あとちょっとのコツ。
- 翔泳社 (2012年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798126326
作品紹介・あらすじ
人、花、風景、旅先で出会うもの…etc。被写体別の添削例で学ぶ写真がぐっとよくなる撮影術。
感想・レビュー・書評
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フリマアプリの商品写真やカプセルトイのフィギュア・ぬいぐるみをうまく撮りたくて、写真撮影の仕方の本を探しているところ。
「『旅先での写真や家族写真をもう少しマシに撮りたい』レベルならおすすめ。カメラの設定の話があるから、スマホ(カメラのように設定をいじれない)でしか撮らないなら『構図』のほうがいい」という意見があったので『構図』を入手しようと思ったけど、あっちはあっちで「添削前のほうがいいものもあるから疑問」みたいな意見があり、どちらにすべきか悩んだ。
こちらにも構図の話題はなくはないので、物足りなかったら『構図』を読めばいいと思い、こちらを先に入手。
目次をめくったらすぐに失敗写真の添削が始まるのが唐突すぎる。これからカメラを始める人向けではなく、ある程度カメラに触った人(脱・初心者を目指す人)向けか。
まず最初にページの見方の解説がほしかった。アイコンとか急に出てきて何?
説明文の重要ポイントにはラインマーカーを引いたように色がつけられているので、「誰かの教科書のお古」を読んでいる感じがする。重要ポイントが自動的に目に入るのはいいけど、それ以外の文章に目がいかない(読まなくていいと思ってしまう)ので、いまいち。太字にするのじゃだめなのか。
添削するなら写真に直接書き込んだほうがわかりやすい気がする。写真と文章を照らし合わせながら読むことになるので目が忙しく、直感的な理解は難しい。
→ 同じ著者の『上手い写真は構図が9割』は写真に書き込みをしての解説があるので、そっちのほうが勉強になりそう。
著者が1人しかいない=著者1人の意見しか載っていないので、独りよがりに感じることがある。同じ作例を複数人で撮って、それについて撮影者たちが「なんの意図があってこうしたのか」「どういうところに気をつけたのか」など語り合うページがあれば、得られるものが増えそうなものだが。
スマホでの商品写真・オモ写・ぬい撮り目的だと、参考にできる部分は少ない。テーブルフォトの回・幕間コラム・用語集くらい。
自分の撮りたいものに関係がなくても、人物・風景・動物・花・テーブルフォトなど幅広いジャンルの簡易写真集としてパラパラめくるだけでも楽しめる。今は見るだけしかできなくても知識として蓄積されて、今後の糧になるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NGとの対比説明がとてもわかりやすく、今まで悩んでいたことが少々解消されて久しぶりにためになった。
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ちょっと残念な写真を、その残念な理由とともに載せ、更に、こうすればよかったんだね、というお手本も載せてくれているので、とてもわかりやすい写真指南書。更に、広角と望遠レンズの使いどころの差についても何度も丁寧な解説があって、理解が深まった(と思う)。
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斜め構図のいくつかはあまりいいとは思えない。添削方式はわかりやすくていい。
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効果はふつう。もっとたくさんのパターンと良い事例がほしい。一億人てどのへんのことだろう。カメラの基礎的な仕組みや用語の説明は良かった。すこしカメラの使い方の幅が広がりそう。