図解ビジネスモデル・ジェネレーションワークショップ

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 247
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798136967

作品紹介・あらすじ

新ビジネスを創造する!!世界標準フレームワークを使った事例と図解による経営戦略実践ガイド!!

感想・レビュー・書評

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  • 「ビジネスモデル・ジェネレーション」だけではビジネスモデルキャンバスは整理ツールとして思えなかった人が、本書を読むとBMCはディスカッションツールであると認識できる。

    本書は著者「ビジネスモデルジェネレーション・ワークブック」とスティーブ・ブランク「リーンスタートアップマニュアル」のまとめ本だった。

    わかりやすいかもしれない。
    帯にある「バリュープロポジション・キャンバス」について期待するとハズレである。
    それは英語版でリリース予定の「バリュープロポジション・キャンバス」を買うのが良いだろう。

    BMCを普及させたい人には良書だと思える。

  • ビジネスモデル検討のメソッドであるビジネスモデルジェネレーション(BMG)にて、ビジネスモデルの設計図として描く「ビジネスモデル・キャンバス」についてワークショップ風に説明した本。短時間で読めるし、1つのフレームワークとして頭に入れるのには良本。

    キャンバスは既にある程度組み上がったビジネスモデルの弱点を探すのに有効な一方、白紙の状態から新規ビジネスモデルを立案するのにキャンバスを使おうとすると、価値提案や顧客セグメントの絞り方で苦戦すると思う。実際の現場では、既存ソリューションをどのように活かして利益を上げるモデルを作るか、というケースが多く、制約なく顧客セグメントを起点に検討を開始する手段は行き詰まりやすい。キャンバスの構成上、モデルによっては顧客との関係やチャネルなどがチープになりやすいなど、万能ではない部分はあるとはいえ、既存ビジネスモデルを評価する1フレームワークとしては選択肢に置いておきたい。

  • ”BMG(Business Model Generation)ワークショップを、プロジェクト内・組織内・個人で活用するための方法を解説。特に、国内企業での実例、導入の進め方が記されていて参考になる。

    <抜き書き>
    ・顧客セグメントは、志向や行動特性でグループ化(p.6)
     ※属性+利用目的(?、?、…)で、価値提案(VP)とひもづける

    ・チャネルには、告知から購入、アフターサービスに至るタッチポイントを記述します。(p.10)
     ※顧客の購買プロセスでの経験を把握する

    ・顧客との関係…顧客とどのようにつながっていたいか(p.11)

    ・「チャネル」(CH)と「顧客との関係」(CR)の区別(p.11)
     - チャネル…価値を届ける顧客とのタッチポイント。媒体(メディア)や場所
     - 顧客との関係…そこに至る手段 をもとにしたもの。例「訪問による柔軟な対面サポート」

    ・BMGを自社に導入するための4つのデザインプロセス(p.19)
     Step1:Draw(現状の把握)
     Step2:Reflect(見直し)
     Step3:Revise(修正)
     Step4:Act(実行・検証)
     ※まず、現状のビジネスモデルをキャンバスに描いてみることからでOK

    ・BMGを現場へ導入する(p.58,59)
     変革に求められる4つのポイント
     ?明確な目的を共有
     ?進め方をオープンにする
     ?メンバーを決める
     ?最適なツールを利用する
     



    <きっかけ>
     ボスへの献本(サイン入り本)をお借り。”

  • 0円購入2015-08-06

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • まずはビジネスモデルの理解から。

  • 研修で習ったけどまだ自分のものするまでに時間がかかりそう。ていうか自分にはあまりあっていないかなとうすうす思う。

  • 事業構造理解の助けとなるビジネスモデルキャンバスというフレームの説明。工場改善で最初にこれを実施してみたが、このようなフレームで皆がある程度同一レベルの事業理解が進む一方、あとあとの業務改善の検討で果たして役になったのかと聞かれると、あんまりなかった。いまいち使いこなせなかった。

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著者プロフィール



「2017年 『ビジネスモデル for Teams 組織のためのビジネスモデル設計書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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