絵で見てわかるクラウドインフラとAPIの仕組み

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 195
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798141619

作品紹介・あらすじ

特定のサービスに依存しないクラウドの本質を理解する!

昨今、システム開発において「クラウドファースト」という言葉が浸透し、ITシステムを構築するときにクラウドを使うケースが増えてきています。
本書では、主にIaaS(インフラサービス)を中心としたクラウドを使ったシステム構築を想定し、クラウドインフラ構築に携わるエンジニアが知っておきたい知識――クラウド共通の機能や内部構成、アーキテクチャなど――について解説します。
クラウドでのインフラ管理の最大の特徴は“インフラをAPIで制御できること”、これによって従来の環境ではできなかった構築と運用が可能です。本書では、はじめに各種クラウドの概要と提供コンポーネント、その重要な構成技術であるAPIの仕組みといった基礎的な知識を理解します。その後、サーバ、ストレージ、ネットワークの各コンポーネントがどのようなアーキテクチャか、そしてクラウドAPIによってどのように制御されているかを解説し、クラウドサービスの内部構成にも触れていきます。また、環境管理、API、認証、DNSを深堀し、これらを駆使したクラウドならではの考え方についても解説するほか、クラウドを基盤とした新しい「クラウドネイティブ」なインフラ管理手法であるInfrastructure as CodeやImmutable Infrastructureについても取り上げます。
クラウドインフラの仕組みや動作原理を知りたい、あるいはこれからクラウドを使ったシステム構築に携わる方など、特定のクラウドサービスに依存しないクラウドの本質を学びたいエンジニアにおすすめの一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 難解 マルチクラウド下で、APIをキーとして、システムを構築するAP基盤のためのテキスト 基盤エンジニア向けなのでIT関連以外にはおすすめしません。
     
    1回目は、流れと、図表を中心とした全体を確認しましたが、イメージがつかめませんでいた。何回も読み直すことになりそうです。

    APIとの連携について

    ①クラウド、②WebAPI、③ネットワーク、④オーケストレーション、⑤認証、⑥ストレージ、⑦マルチクラウド、そして、⑧アプリケーションのライフサイクルに合わせて管理するインフラ環境 

    構成は以下の通りです。

    第 1章 クラウドコンピューティングにおけるAPIの役割
    第 2章 クラウドの代表的コンポーネント
    第 3章 クラウドを制御するAPIの仕組み
    第 4章 ITインフラの進化とAPIの考え方
    第 5章 サーバーリソース制御の仕組み
    第 6章 ブロックストレージリソース制御の仕組み
    第 7章 ネットワークリソース制御の仕組み
    第 8章 オーケストレーション
    第 9章 認証とセキュリティ
    第10章 オブジェクトストレージ制御の仕組み
    第11章 マルチクラウド
    第12章 Immutable Infrastructure

  • 苦手なネットワーク部分とオーケストレーション、フェデレーション、CORSあたりのおさらいとして。わからないなりに薄い膜くらいは剥がせたかも(まだわからないけど)。
    80冊目読了。

  • 図示がありがたい、このシリーズ読み進めようっと

  • タイトルは簡易な印象も受けるが、かなりボリュームあります。
    クラウドインフラとして、AWSとopenstackを例に挙げて解説してます。
    インフラ基盤の構築の考え方がどんどん進化しているのがよくわかる

  • 購入: 2016年3月28日 廃棄:2018年10月31日

  • apiって言うがhttpだな

  • ふと、タイトル買いしたら、我が社の人が著者に連ねているという親近感から読み進めました。大学の教材にしてもおもしろいと思うほど、丁寧に現行インフラ(オンプレ&仮想化)とクラウドインフラの変遷を説明しておりました。途中読み飛ばした章もあり、もっかいじっくり読んでみようと思う☻

  • 「APIの仕組み」という表題から、プログラム寄りの内容かと想像していたが、どちらかというと仕組みの解説が多い印象だった。

    説明は図等を用いて工夫はされていたが、いかんせん内容そのものが難しくてよく理解できなかった。

    クラウド以前のハードそのものの仕組みをまず理解していることが前提で、その上でどこが抽象化され、それをどのように動かすか・動かすことができるか・それらはどのような仕組みになっているのかを理解するといった感じで、プログラムの知識はあまり必要なく、むしろインフラ環境を構築・運用した経験の方が内容の理解のために必要と感じた。

    ただまあ何となくではあるが、ハードウェアの仮想化というものを、操作・構築の観点でイメージを持って理解できた気はする。

  • ITの世界で今流行のクラウドのIaaS基盤である、OpenstackおよびAWS基盤のコンポーネントやAPI連携について、ざっくりと理解できた。
    ネットワークの世界でもCloudificationの流れにあるため、機会を見つけて再読したい。

  • クラウドインフラの普及とAPIの関連性がとても解りやすい言葉とイラストで説明されており、同時に今求められているビジネスニーズとテクノロジーの関係、なぜAPIエコノミーというAPIを中心とした経済圏が台頭しているかが明らかにされている。技術バックグランドがオンプレミス型に基づいている自分のようなエンジニアだと、分かったつもりでいて見過ごしていた「ナゼナゼ」部分が丁寧の解説されていて、とても勉強になった。

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著者プロフィール



「2016年 『絵で見てわかるクラウドインフラとAPIの仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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