- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798142258
作品紹介・あらすじ
WindowsはGUIベースの分かりやすいインターフェースを備え、企業向けのシステムに求められるほぼすべての機能をサーバーとその周辺の関連製品で実現可能です。システム作りに関わるエンジニアであれば、Windowsのシステムインフラ向けの機能に触れた経験があるはずなのですが、製品や機能がとても多くその全容はなかなかつかみづらいものがあります。
本書は、Windows Serverを中心とする製品群を使って業務向けのシステムを作る人を主な対象とした解説書です。Windowsのアーキテクチャ解説から始まり、各サーバー製品、サービス、クラウドサービスなどについてその概略と特徴をしっかりと理解することができます。マイクロソフトがシステムをどのように体系化しているのか。これ1冊で、今まで「なんとなく」でしかとらえることのできなかったWindowsシステムの全体像を「すっきり」理解できる。そんな1冊となっています。
感想・レビュー・書評
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Windowsの歴史や製品、OSのしくみについて説明している。今はWindows11など新しい製品が出ているため、全ての内容が参考になる訳ではなかった。
だが、2章~4章はOSで共通した内容だと思うので読み返して確実に理解しておきたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Windowsの仕組み関する入門書、ということでそれだけで貴重な本であり、★4とした。ただし、私自身の知識の貧弱さが手伝って、Windowsまわりのプログラム環境・動作に関する部分が難解に感じた。(以下、私個人の事例のため特にプログラミングに精通している方にとっては参考にならないことを断っておく。)
例えば.NET Frameworkの説明では「ネットワーク上のデータ・アプリケーションをデスクトップと同じように扱えるようにする考え方に基づき登場したプラットフォーム」といったような書き方(要旨)となっていて、プログラムに疎い人間からすると正直何を言っているのか分からない。背景の説明のみで言葉の定義まで理解し内容を推測できるならば、本書を読む必要がないような気がする。もちろん、その後に.NET Frameworkがどんなものであるかがより詳しく提示される(構成など)のだが、そこでも.NET Frameworkの仕組みが抽象的に提示されるのみで、最後まで明確な文言定義はされない。
このように、本書では「これは要は何なのか」という結論がぼんやりとしか分からないで終わることがある(あくまで私個人の場合)。そのため、特にプログラム関連については都度ネット上で語句の意味合いを検索し確認する必要があった。読了後、難解に感じた部分はWordでまとめて整理を行うことで、理解に近づくことができた。 -
知ってるようであまり知らず、簡単なようで以外と苦労する代物。
でもWindowsは避けて通れない。 -
Windowsの機能やMS製品について体系的に広く浅く知りたい方には合ってる本かと。
ある程度知ってるつもりで、ちゃんとわかってなかった自分にも有意義でした。
各機能をより深く知るには個別にサイトや書籍をさがしましょう。 -
Windows というよりはマイクロソフト製品群の説明が多い。
マイクロソフト製品がまとめられた情報が欲しいなら良いが、いかんせん広く浅くなので、技術書としては微妙かも。
評価は、わたしがマイクロソフト製品に近しい位置におり、予備知識がそれなりにある前提の評価です。