ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 250
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798149295

作品紹介・あらすじ

「わかっているのになぜかできない」ができるようになる!

大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。
ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、
「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが
最大の要因と思われます。

発達障害の人には、「同時並行作業力が弱い」「段取りが取れない」
「ケアレスミスをする」「コミュニケーションが苦手」といった特徴があり、
これらが仕事の達成を阻害しています。

本書では、そうした症状に悩む人のために、「仕事」「職場」に対する
具体的な解決方法に焦点を絞って解説しています。本書で紹介する解決法は、
デジタルを使った仕事術や、コミュニケーションのための練習法など、
ちょっとした工夫で実践できるビジネススキルばかりです。

感想・レビュー・書評

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  • 読書猿さんが勧めていたので買ってみました。
    ケーススタディ形式で解決策が提示されており、大変便利な本。
    主にADHD向けですが、ASDの人にも有用です。
    デスクワークで起こる問題について便利なアプリやツールを使った解決策を提示します。

    ところで、他の方のレビューで気になって買い控えていたのですが、読んでみれば良書でした。

    就労センターの人が、じぶんたちが損をすることを書かない、ってたしかにそうかもしれませんが、一概にはそうは言えないと思います。
    と言うのは、誠実な人ならば、今まで蓄えてきたノウハウを本にしてまとめることをするからです。

    それに大学の先生でもふつうにすることですし、自己啓発をやってる人でも本を書くでしょう。
    もちろん、実際の指導よりは奥行きは無くなるかも知れませんが、コンパクトにまとめることは可能です(筆者は医者ですから)
    加えて、医者が専門を変えることもよくあることです。中には医者を辞めて他の仕事に就く人もいらっしゃいます。
    志一つで努力すれば変えられるのに、権威主義なのかわかりませんが、いささか狭隘かなと思いました。

    逆に言えば、そのような努力で編まれた一冊です。
    筆者が運営している就労センターまで行く必要はありませんが、読書猿さんがおっしゃるように、発達障害を持たない人でも有益なことが書かれています。

    最初、この本のレビューを書く気はなかったけれど、良書なので私のように警戒して欲しくないので一応書くことにしました。

  • 「発達障害の人が上手に働くための」とあるが、一般の人にも十分使える。特にわたしのようにやらないといけないことを先延ばしにする癖がある人にはおすすめ。


    【上手く働くための方法】
    ・長期の仕事になかなか取り掛かれない
    大きな仕事を細かいタスクに分けて段取りを立てるのが下手。自らの締め切りを周りに宣言する。小さなゴールを設定して締め切りを作っていく。

    ・仕事に集中できない
    複数の仕事を用意しておいて、飽きたら別の仕事に切り替える。細かな作業目標を決める。音楽を聴きながら作業する。「ここまでやったら休憩」ラインを作る。

    ・仕事中ついついネットを見てしまう
    機内モードにする。インターネットに接続できないものをつかって仕事する(ポメラなど)

    ・予定やスケジュールを忘れてしまう
    自分にベストのスケジュール帳にこだわる。

    ・約束の時間が守れない
    グーグルカレンダーでスケジュールを一括管理する。予定に+30分の自分用予備時間を入れておく。

    ・朝起きられない
    カーテンを開けて寝る。タイマーで空調をセット。目覚ましを活用する。毎朝見るテレビ番組を決めておく。
    前日のうちに済ませておくこと
    持っていくものをカバンに入れておく。着るものをそろえておく。朝食を用意しておく。靴下は同じものをいくつか買っておく。

    ・メモが取れない
    あらかじめフォーマットを作成しておく。事前にわかるところは事前に埋めておく(日付・会議名・参加者など)
    メモ帳の1枚を1件としてメモする。最初にでかでかとタイトルと日付を書く
    (きちんと許可を取ってから)ボイスレコーダーで録音する、デジタルカメラで撮影する、動画で録画する。

    ・データ入力の効率が悪い
    デュアルモニターを活用する

    ・忘れ物をしてしまう
    前日のうちに、ドアノブなど絶対に目に入るところに、絶対にもっていくものと一緒に引っ掛けておく。

    ・大事なものをすぐなくす
    置く場所を決める。磁石で引っ付けたり。

    ・紙の書類の整理がつかない
    いるかいらないかで判断。いらないものはシュレッダーへ。迷ったらスキャン。

    ・パソコンのファイル整理ができない
    ファイルやフォルダの命名ルールを決めよう。ファイル名は「日付_種類」。フォルダ分けは、明確・確実に分類できるもの。難しければ「2017年度」などでいい。

    ・報告って何を言えばいい?
    うまくいってない場合
    用件→結論→理由→対策(可能なら複数案だす)
    うまくいっている場合
    用件→結論

    ・雑談のしかたがわからない
    思ったことを口にしてしまう衝動性が原因で、よく人を怒らせてしまう。「相手が主役」を貫く。無言キャラ、敬語キャラにするのもあり。雑談の輪には加わるようにし、話をきくだけでもいい。

    ・会議についていけない
    発言の前にノートに書き出す。会議の前に自分用の資料を作っておく。議事録を映写してもらう。

    ・相談ができない
    相談は仕事に必要なコミュニケーションのひとつ。相手に具体的に何をしてほしいのかを明示すること。聞きたいことを事前に書き出し、整理しておく。メールで上司に相談したり、メモを上司の机に置く。

  • 書評がよかったので読んでみた。すごく細かい、かゆいとこに手が届く内容がとてもよかったのだけど、
    わたしは事務職ではなく、Windows使いでもなく、残念ながらいかせるところが少なかった。

    これだけのていねいな説明の類書ないから、
    オフィスでパソコンでWindowsでお仕事してる発達さんはとても役立つのではないかな。

  • これで自分にも発達障害の特徴があるということに気づいた…

    だから普通の片付けの本は効かなかったんだね…
    なんでできないのかを理解してもらえてなかったから…

    ひとつひとつの問題に対して、どうしてこうなるの?どうすればいいの?を優しく教えてくれる本。

    安心したり、認めてもらえたきもち(;o;)

  • 予想より細かく書かれている。
    この手の本では、働くことに特化して書かれているのも良く、デスクワーク系の職の人には特におススメ。
    割合的にADHD寄りで、ASDやLDは若干少なめ。

  • 実践的な内容なのですぐに試していきたい。最終的には自分なりにカスタマイズしていくのだろうけど、まずはそのまま試して見て損はない内容だと思う

  • 困りごとについて 具体的でわかりやすい対策がたくさん載っています 発達障害者の支援をする側としても 当事者にとっても良書です

  • 障害ではない人の業務の効率化、品質アップにも効きそうな内容がたくさんあり参考になる。

  • 発達障害の症状に悩まされながらもオフィスワークを頑張っている方に是非読んでほしい一冊。
    悩まされがちな問題の具体的な対処法が載っています。

  • 事務仕事で困ったときの解決の仕方が、ADHDとASDのタイプに合わせて書いてある。仕事に集中できる環境の作り方、遅刻や先延ばしの対策、雑談の仕方まである。併発の私は、どちらの対策が有効か、さらに試行錯誤が必要なんだろうな。

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著者プロフィール



「2018年 『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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