地域で愛される子ども食堂 つくり方・続け方

著者 :
  • 翔泳社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798153667

作品紹介・あらすじ

安全で、楽しい子ども食堂を続けていくために
必要なノウハウを伝授!

子ども食堂の活動が全国に広がるにつれ、
「貧困」状態にある子どもの支援だけでなく、
相談できる人が周りにいない保護者の「子育て支援」の場として、
また、孤立しがちな高齢者を巻き込んだ「地域コミュニティ再生」の場や
参加する子どもや大人たちの「居場所」としても、
ますます注目を集めています。

その一方で、子ども食堂の活動が地域に根付いていくためには、
地域のキーパーソンの理解を得たうえで
適切な資金計画、安全・衛生管理、参加者募集の方法などの
さまざまなノウハウが必要となります。
そのため、途中で活動を断念してしまうなど、
運営に苦慮している子ども食堂も少なくありません。

本書では、静岡市内で6か所の子ども食堂を成功に導いてきた著者が、
地域に愛され、必要とされ続ける子ども食堂をつくるためのノウハウを
具体的に、わかりやすく解説します。

★本書の特徴★
・子ども食堂の立ち上げ方と運営の仕方をフローチャートで紹介。
 初めてでも、いつ何をすべきかが一目でわかる!
・「立ち上げ方」では、つまづく人の多いお金の集め方・使い方から、
 効果的なチラシのつくり方まで手取り足取り解説!
 安全管理の方法や地域のキーパーソンとの関係づくりのコツについても紹介!
・「運営の仕方」では、よく出合うトラブルへの対処法、
 スタッフミーティングのコツなど、活動の質を上げるための方法を解説!
・「続け方・広げ方」では、地域のニーズに応える
 学習支援/地域活性化/三世代交流など、新たな活動を広げるコツを紹介!
・子ども食堂を通して人々や地域がどう変わるのか?
 子どもやスタッフのエピソードを交えて紹介。

子ども食堂のことを知りたい・勉強したいという方にもおすすめの一冊です!

★購入者特典★
・スタッフ同士の共有に便利なタイムスケジュール表のデータ(Excelファイル)
・テンプレートとしても使える告知チラシのサンプルデータ(Wordファイル)

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50155627

  • 知りたかったことがよく分かった、地域と地域の人のために、何ができるか、何が求められているのか

  • 子どもの貧困や孤食対策、あるいは地域コミュニケーション増進の手段として最近注目されている「子ども食堂」。その企画設立から運営までの方法を著者自身の体験に基づき説明した本。
    経験者だけあって、細かいところまで説明が行き届いている。
    なお、あとがきにはこの本を手にとった人は勇気を持って子ども食堂の設立の一歩を踏み出してほしい、とあったが、必要性は十分理解できるもの、なかなかその勇気は出ない。せめて些少ではあるが、寄付等でささやかながらの支援をさせてもらいたいと思う。
    もちろん、子ども食堂の必要がなくなる社会が一番良いのだが・・・。

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著者プロフィール



「2018年 『地域で愛される子ども食堂 つくり方・続け方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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