ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本

  • 翔泳社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798154879

作品紹介・あらすじ

発達障害の人にとって最大の悩み「コミュニケーションがうまくとれない」が解決できる!

大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。
ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、
「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが
最大の要因と思われます。

そうした人たちの中で特に多い特徴として、他人とのスムーズなコミュニケーションが苦手という点があります。
一方で近年、単純作業や製造業のオートメーション化により、人に求められる仕事の多くはコミュニケーション能力が必要なものに偏っています。
このため現代社会は、コミュニケーションに課題をもつ発達障害の人にとってより生きにくい状況になってしまっています。
本書では、発達障害の特徴に苦しむ社会人のために職場でもコミュニケーションの解決策を紹介します。

【本書の特長】
●仕事の中で、特にコミュニケーションについて苦手を抱え困っている人が直面する悩みの解決法が満載
●口頭での会話が苦手な発達障害の人向けに読み上げアプリの使い方を紹介するなど、ITツールを使った解決策も提示
●施設での実例をベースに、発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの順で解説

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には、「うまく行っている」と自負する当事者による「ライフハック」の本よりは、発達障害の特性を理解している専門家・支援者による、こういった本の方が広く参考になるし客観性という面でも優れていると思う。

    挨拶、報連相、話し方一般、はともかくとして、名刺交換やプレゼンが実務で必須となっている発達障害当事者っているのだろうか、という点は疑問に思ったが、普段はなんとなく普通の人の中に埋もれている発達障害傾向のある人が、こういう時に困る、という可能性はあるのか。ちょっとよくわからない。

    いろいろなツールやアプリの紹介が充実しているので、困りごとがあって仕事に差し支えている発達障害当事者には、実用面でとても参考になるのではないかと感じた。

  • ちょっとしたコトで少しでも楽になれるなら良いですね、、、

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    発達障害の人にとって最大の悩み「コミュニケーションがうまくとれない」が解決できる!
    大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。
    ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが最大の要因と思われます。

    そうした人たちの中で特に多い特徴として、他人とのスムーズなコミュニケーションが苦手という点があります。
    一方で近年、単純作業や製造業のオートメーション化により、人に求められる仕事の多くはコミュニケーション能力が必要なものに偏っています。
    このため現代社会は、コミュニケーションに課題をもつ発達障害の人にとってより生きにくい状況になってしまっています。
    本書では、発達障害の特徴に苦しむ社会人のために職場でもコミュニケーションの解決策を紹介します。
    https://www.seshop.com/product/detail/21627?utm_source=seid&utm_medium=mail&utm_campaign=20180426

  • スーツ 上下3から5万
    靴三足
    5000から1万
    化粧品ブランドにメイクアップの方法が乗っている
    10分あれば最低限の化粧できる
    愛想笑いは発達と相性悪い
    空間認知が苦手。パーソナルスペースの理解
    メモや相槌
    聴覚からの情報の入力の弱さ
    前提のある会話が苦手
    仕事を始める前にすり合わせ
    相手の言葉の言い換えはストレスになる
    暗黙の了解や明文化されていないルールを知る機会が少ない
    マナー通りに行動できない
    自分の興味が向くもの以外無頓着
    遅刻しないよう事前準備
    良かれと思ってやって叱られる
    自分の責任をリストアップする
    短期記憶が弱い
    衝動性がある
    ほうれんそうを頻繁に
    叱られ方を学ぶ、傾聴
    黙って聞き入れる
    予定は3つ候補を挙げる
    最後まで言葉を言う
    具合が悪くなりまして…でなく
    具合が悪くなったので早退します
    話の流れを断ち切らない
    一度結論が出たことは蒸し返さない
    興味の持てないことに集中するのが難しい

  • 謝り倒さないように気を付けよう。一人の時に報告する。

  • 社会人になりたての発達障害の方には読んでほしい内容です。発達障害者が中堅になった時の対応も知りたいです。後輩や新人がたくさんいて、どう向き合って良いのか悩んでいます。

  • 指示を確認するポイント→指示された内容をそのまま復唱する
    低粘度インクペンは不安定な状態でも書ける
    A4用紙16等分をメモ用紙にする
    会議前にわかっていることは全部書き出す、そうすることで新しく入った内容でメモが必要だったか等見極められる

  • 大人になって診断されたASD。
    診断されて4年経ったので、自分の特性についてもう一度知ろうと思って購入。
    「あるある」がいっぱいで、特性に対する対策案もあって読みやすい。

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00022268/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • 仕事の日常業務でよく出てきそうな問題をケースごとに読み切りで解説してあるため読みやすい、イラスト付きの実例もありわかりやすい

  • 2019/04/30*読了

    発達障害を疑ったときに読み漁った内の4冊目です。
    仕事上での困りごとが多いのでその対処法を学ぶために購入しました。
    こちらは会社の人間関係に関する困りごとの対処法が書かれています。
    同じシリーズの「上手に働くための本」に比べると自分が出来ない事というのは少なかったです。(そもそも人付き合いをしないので)
    会社でコミュニケーションが重要視されていて、日常的にコミュニケーションが必要な場合で困っている人には役に立つかも知れません。
    心療内科に通院する前にこの本を読んで、できない事をリストアップするのには役に立ちました。

  • 医者に読むように言われたので。

    発達障害の人がどういう風にコミュニケーションをとるべきかについてのノウハウ。個人的にこういったノウハウは覚えるのがとっても難しくて、できるかわからない気持ちになった。

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著者プロフィール



「2018年 『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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