対人援助の現場で使える 質問する技術 便利帖 (現場で使える便利帖)
- 翔泳社 (2019年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798159881
作品紹介・あらすじ
なんとなく「質問」していませんか?
【心理学】に基づいた便利帖シリーズ、
第2弾は「良い質問とそのパワー」です!
対人援助の仕事は、相談からスタート。
相手の状況や気持ちを知るために、
要所要所での「質問」が不可欠です。
とはいえ漠然と質問をするだけでは、
相手から大事な話を引き出すことは難しいもの。
本書では、「情報収集の技法」としてだけでなく、
相手が話したいことを引き出して会話をはずませる
重要な「コミュニケーション・ツール」として
質問のテクニックを解説します!
上手な質問ができるようになると、
現場のさまざまな支援に活用できるだけでなく、
職場内の人材育成(後輩へのコーチングなど)への
効果も期待できますよ♪
■■■本書のポイント■■■
・心理学をベースとした、質問の技術をやさしく解説
・心理学用語からも引ける
・「チェックリスト(質問するときの癖、聴くときの癖など)や
演習用ワークシートもご用意
・ワークシートはWebにてダウンロード提供
■■■著者について■■■
大谷佳子
Eastern Illinois University, Honors Program心理学科卒業、
Columbia University, Teachers College教育心理学修士課程修了。
現在、昭和大学保健医療学部講師。認定看護管理者制度ファーストレベル
教育課程、及びサードレベル教育課程講師。認知症介護実践リーダー研修
講師。介護相談員養成研修講師。
その他、医療、福祉、教育の現場の援助職を対象に、コミュニケーション
研修及びコーチング研修、スーパービジョン研修などを担当。
主な著書に、
『対人援助の現場で使える聴く・伝える・共感する技術便利帖』(翔泳社)、
『基礎から学ぶ介護シリーズ利用者とうまくかかわるコミュニケーションの基本』
『介護の○と×シリーズ コミュニケーション○と×』(中央法規出版/共著)など。
感想・レビュー・書評
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ためになった。質問力はアセスメント力とはまた違うものだとは思うが、やはりクライエントと関係性を作っていく上で大切なものだと感じている。本書は読みやすく書かれていて図も豊富で頭に入って来やすかった。
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挨拶で承認、自己紹介、リラックスできるように雑談+ヌローズドクエスチョン
意識を相手に向ける:今何を考えているのか?どんな気持ちなのか?
その人らしさ、どんな人物なのか
質問してたしかめる
質問は一度に1つ、短くシンプルに。曖昧な表現はさける。
深める:手がかり質問:知覚、感情、思考、しんじょう、行動、決定
答えたくなる一言:挨拶してから、肯定する言葉、感謝、共感の言葉をプラス
萎縮させない:なぜ、どうして。より、どういう気持ち、理由、何かのため、経緯、背景があったから?のように事柄に焦点をあてる
決めつけ、回答を求めてない質問はしない:こちらが原因指摘しない
どうして、じゃなくてどうしたら
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介護や病院などで使う技術。これから我々も必要になる
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/520190 -
質問に関することが簡潔にまとまっていて、具体的な方法もあり、とてもためになる。対人援助だけでなく、さまざまな仕事で役立てることはできるはず。
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369.1
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Twitterでおすすめされていた本
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会話術の本でしっくりくるのがない人はこれ!
具体的でめちゃくちゃわかりやすい!!
▼standfmにて語ってます♡
https://stand.fm/episodes/60f187352c4b2c00066cecb4 -
心理士よりかは福祉系の対人援助職を対象にした本。
こんなことありませんか?という具体例から改善ポイントが示されていてわかりやすい。
セルフチェックがついているのもよいと思った。 -