対人援助の現場で使える 承認する・勇気づける技術 便利帖 (現場で使える便利帖)

  • 翔泳社
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本棚登録 : 142
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798161945

作品紹介・あらすじ

専門職が押さえておきたい!

心理学に基づいた、

効果的に“ほめる”テクニック!



誰もが褒められると嬉しいものです。

人から認められたら、自然と前向きになり、意欲もアップします。

ですが、単に「いいね」「すごいね」と言えばいいわけではありません。

ちょっと間違えると、逆効果になることだってあります。



ですが、ほんのちょっと、言葉の選び方・使い方を気をつけるだけで、

お互いにとってより良い結果が引き出せるようになります。



うまく相手を褒めたり承認したりできるようになると、

さまざまな支援に活用できるだけでなく、

職場内の人材育成への効果も期待できます!



■■■本書のポイント■■■

・心理学をベースとした、承認の技術をやさしく解説

・エコグラムを使ったタイプ別の承認方法も掲載

・心理学用語からも引ける

・演習用ワークシートもご用意

・ワークシートはWebにてダウンロード提供(会員登録が必要です)



■■■読者対象■■■

ソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士)、

生活相談員、施設職員、ケアマネジャー、介護福祉士、

ヘルパー、民生委員、児童委員、スクールカウンセラー、

児童指導員・相談員、医療職・看護職、自治体職員、

カウンセラー、士業の方など。

新人の方はもちろん、スキルアップしたいベテランの方にも!



■■■著者について■■■

大谷佳子

Eastern Illinois University, Honors Program心理学科卒業、

Columbia University, Teachers College教育心理学修士課程修了。

現在、昭和大学保健医療学部講師。

認定看護管理者制度ファーストレベル教育課程、

サードレベル教育課程講師、認知症介護実践リーダー研修講師、

介護相談員養成研修講師。その他、医療、福祉、教育の現場の援助職を対象に、

コミュニケーション 研修及びコーチング研修、スーパービジョン研修などを担当。

主な著書に、

『対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖』

『対人援助の現場で使える 質問する技術 便利帖』(翔泳社)、

『基礎から学ぶ介護シリーズ利用者とうまくかかわるコミュニケーションの基本』

『介護の○と×シリーズ コミュニケーション○と×』(中央法規出版/共著)など。

感想・レビュー・書評

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  • かりやすくまとまっていた。
    援助の対象者への承認と部下や同僚への承認の具体例が分かれて載っており、分かりやすいと思った。また、タイプ別の承認例もあり、相手の価値観に沿った承認をすることでより有効な関わりになりそうだと思った。
    セルフ・コンパッションという言葉は初めて知った。

    セルフ・コンパッションとは自己への慈しみ。自分への優しさ(自分に厳しく批判的になるのではなく、思いやりの態度でねぎらうこと)、共通の人間性(失敗や苦しみは人間誰しも経験することの一つ足して普遍的に捉えること)、マインドフルネス(否定感情に囚われるのではなく、バランスの取れた状態にしておくこと)の3つの構成要素からなる。

  • 自分が一番苦手とするコミュニケーションスキルについて、とても分かりやすくポイントと事例、学術的根拠や図とともに書いてあった。ここ数年で最も、価値のある実用書だと感じた。
    福祉支援者向けの基礎スキルは、ともすると弱者に対するコントロール的な意味合いになってしまう言葉を使いがちだが、この本の中にはそう感じさせる要素が全くない。
    被支援者と対等であり続けることはとても難しい、著者にも関心を持った。

  • 369.16/オ

  • とても役に立った。上司にも読んでほしい。

  • 369.1

  • 承認:気付く、そして伝える。しっかり観察する。
    相手の存在を承認する:初対面では自分から名前、所属を述べる。自分から挨拶する。名前呼ぶ、会釈する、丁寧な言葉遣い、視線を合わせる、依頼系の言葉を使う、ペース合わせる、存在意義を伝える、時間を割く、一緒に考える
    存在を認めることを意味する行為:ストローク:相手の存在を大切に思う。確認、思いやる
    穏やか表情、笑顔、同じ高さの目線、自然なアイコンタクト、礼儀正しい姿勢、丁寧な立ち振る舞い、落ち着いた動作
    こんな自分でもいい、と思えると自分自身や他者に優しくなれる
    評価を伝えず結果を承認、今いる段階での結果を承認
    褒めることは相手の強みを承認すること
    目上の人:どうしたらそんなに上手くできるの?どのような努力?コツ?アドバイス頂けますか
    任せる:能力、経験、向き合う姿勢を肯定
    勇気づけは横から目線で。
    質問は相手の存在を承認:主体的に考えることを促す

    不安定、自信を失ってる時は他者から承認されたり勇気づけられたりすることで前向きになれる。意欲も高まる

    月並みな褒め方の改善:具体的な行動、リフレーミング、気持ちを伝える、応援の言葉を伝える(一緒にがんばりましょう)、一緒に喜ぶ、任せる気遣いの言葉

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50203905

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著者プロフィール



「2017年 『対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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