超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方

著者 :
  • 翔泳社
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本棚登録 : 126
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798162713

作品紹介・あらすじ

「人生100年時代」に起こる
さまざまな課題にビジネスで挑戦!

超高齢社会突入に由来する問題が山積みの日本。
医療、介護、年金、コミュニティ、買い物難民、特殊詐欺、
ゴミ屋敷、自動車事故、就労、貧困……多岐に渡る問題には、
「ビジネス視点」による持続可能な対策が必要です。

本書は、電通で長年シニア向けビジネス開発に携わる著者が、
高齢社会の諸問題にビジネスとして取り組むユニークな先行事例を取材。
その事業のどこが新しく、なぜうまくいっているのか、
他の業界・職種に応用するヒントなども分析して紹介します。

●新規事業の種を探すビジネスマン
●課題解決に挑戦したい学生・社会人
●「健康・長寿」「まちづくり」「産業」分野での
 SDGs(持続可能な開発目標)導入を考えている人
などにおすすめの1冊です。

【本書に登場する課題解決ビジネスの例】
・デイサービスで活躍「コミュニケーション・ロボット」
・生活の質を上げる「排泄予知デバイス」
・高齢者を加害運転から救う「自動車運転評価AI」
・介護の質を向上させる「パワード・スーツ」
・QRコードで通知「徘徊発見システム」
・日常の困りごとを解決「御用聞きサービス」
・高齢者と若者をつなぐ「世代間ホームシェア」
・生きがい&収入で生き生き暮らす「仕事付き高齢者向け住宅」……など

【目次】
序章:高齢社会の課題はビジネスになるか?
第1章:社会課題を解決するビジネスの作り方
第2章:体が変わる――「体の変化」に対応するビジネス
第3章:「介護」が変わる――多様化する「介護周辺ビジネス」
第4章:「生活」が変わる――「日常の困りごと」を助けるビジネス
第5章:「地域」が変わる――「地域コミュニティ」を活性化するビジネス
第6章:「余暇」が変わる――「学び」と「エンターテイメント」のビジネス
第7章:「仕事」が変わる――長寿社会の「働き方」をサポートするビジネス

感想・レビュー・書評

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  • 認知症行方不明者のツールがあることを初めて知りました。私自身、超高齢社会を悲観的に捉え、前向きに捉えることがなかったので本書を読んで良かったです。

    個人の問題から生活の問題、社会問題へと発展する構造やニッチや共通項のどちらを狙うかなど自分自身の見解を考えることができよかったです

  • いろいろな事例が掲載されている。
    未来スピーカー
    シニアモンスターズ

  • 超高齢化社会の課題解決事例が多く掲載されている本。
    社会課題を見つけるための手法も書かれていると良かったと思う。

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著者プロフィール

さいとう・とおる
1958年生まれ。1982年西武百貨店入社。
流通産業研究所、パルコを経て
1997年大手広告会社入社。
現在、研究部門で生活者・トレンド研究、消費・流通などの
分析を行っている。
著書『吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由』、
編著書『超高齢社会マーケティング』ほか。

「2017年 『ショッピングモールの社会史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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