エンジニアが学ぶ会計システムの「知識」と「技術」

制作 : 広川 敬祐 
  • 翔泳社
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本棚登録 : 102
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798162942
#IT

作品紹介・あらすじ

元エンジニアの公認会計士が執筆

本書では、会計の基礎知識から会計システムを構築するうえで押さえておくべきポイントまで、
複雑な会計システムのすべてがイチからわかります。
著者は元エンジニアで現在は公認会計士として活躍しています。
そのため、エンジニアがつまずくポイントがわかり、
公認会計士として正確な知識で会計の要点を解説しています。
また、読者特典として「会計用語集」もあるため、あとからの復習も効率的に行うことができます。

最新動向もしっかりフォロー

会計知識はエンジニアにとってあらゆる業務システムの設計・構築に役立つ重要なものです。
しかしながら、会計システムは他の業務システム(給与・人事・販売など)と連携する必要があり、複雑化しています。
また、会計に関する規制は法改正も多く、システムも柔軟に対応する必要があります。
本書では、最新の法改正に対応するとともに、AI、RPA、クラウドといった最新動向も盛り込んでいます。

【本書のポイント】
・会計システムを手掛ける上で知っておくべき会計知識がわかる
・会計業務に必要なシステムと最新動向がわかる
・会計システムの機能がわかる
・会計システムと他のシステムとの連携法がわかる
・会計システムの導入のやり方がわかる

<本書の構成>
第1章 エンジニアが身につけるべき会計の基礎知識
第2章 会計システムの概要
第3章 会計システムからの出力
第4章 会計システムの機能
第5章 周辺業務システムと会計システムとの連携
第6章 会計システム構築プロジェクトの進め方
第7章 会計システムの運用・保守
第8章 会計システムに関連する技術トレンド

感想・レビュー・書評

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  • 会計システム初学者向けの本。
    いままでSCMシステムは担当したことがありかつ簿記も少し勉強したことがあったので、会計システムも学びたいと思い本書を読んだ。
    初学者向けといいつつも簿記3級程度の知識はあったほうがよい。仕訳方法がわからないと途中途中なに言ってるとかわからないと思う。
    しかしながら書かれている内容はそこまで難しくなく、簡単なマスターセットアップの考え方も書かれてありわかりやすかった。会計に関するその他の本も読んで会計分野に関する理解を深めたい。

  • 経理システム導入業務を始める新人担当に向けた本

    【感想】
     私は債権管理システムを扱う会社で働き始めて3年近くになるが、未だに「会計システム」に焦点を当てた本を読んだことがなかった。債権管理システムからすると「会計システム」は連携対象、親のような存在だ。彼らのシステムが何をやろうとしているのかを理解したほうが、もっと仕事がやりやすくなると思い、手に取った。
     本としてはかなり読みやすい。前提知識を必要とせず、新人にこれ一冊を渡しておけば、ある程度の知識を身に着けてもらえる。財務諸表や資産などの簿記的な話や、部門やプロジェクトコード、税区分などのコードの話、クラウドやSaaSやAIなどまで話が広がっていて、浅く広く「会計システム」について学ぶことができる。
     個人的には、会計システムの技術やトレンドに関する話題は他の本でも読めるので、会計システム自体に絞った内容を読みたい、と思った。ただ、本書のコンセプトとして、知識ゼロでも読めることが念頭にあるのだと思う。経理システムの導入業務にあたる新人向けの本としては、よくまとまっている良い本だと思う。ちょうど新人のオンボーディングを担当しているので、推薦したい。

  • 会計システムとは何か、広義と狭義についてシステム連携を含めて広く浅く書いてある。

    設計時に何をどこまでやるのかについて検討する時に良さそう。技術に関しては今日的なキーワードと会計にどう影響するのかが書いてあり、システムの作り方については紙面の関係もあろうが、他の本が必要です。

    RFPを書かないといけない人向けっぽい感じ?!

  • 会計システムに必要な前提知識と、それをどうやって作るかについてまとまっている。
    PM的な立場で入門かそれ以上の情報が全体的に書いてある。

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