通信産業の経済学

  • 九州大学出版会 (2010年12月16日発売)
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  • 本 ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798500362

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  • 九州大学経済学部教授・実積氏による本。通信産業、携帯電話事業者やインターネットプロバイダーなどの企業行動の実例をミクロ経済学の手法を用いて分析している。ミクロ経済学のひと通りの知識は必須。ミクロ経済学を習いたての頃は実際にどのように理論が現実に適応されるのか疑問に思うかもしれないがそんな人に進めたい一冊。専門書にしては絵が多いのが特徴。

  • 通信サービスは相手につながらなければ意味がないことに起因するネットワーク効果は、新規参入事業者に対して極めて高い参入障壁となり、既存事業者の一人勝ちを維持、拡大させてしまう効果を持つ。通信ネットワークへの投資は経済的な効果も大きい。

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著者プロフィール

中央大学総合政策学部 教授
郵政省(現、総務省)、長崎大学、日本郵政公社、九州大学を経て、2017年より現職。東京大学法学部卒業(法学士)、New York University経営大学院修了(MBA[Finance])、早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了(博士[国際情報通信学])。安倍フェロー(2006年度)としてコロンビア大学CITIにてvisiting scholar。専門は通信政策、インターネット政策、および通信経済学。

主要著書
『ネットワーク中立性の経済学』、2013年、勁草書房
『IT投資効果メカニズムの経済分析』、2005年、九州大学出版会

「2019年 『通信産業の経済学 R1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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