- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798600673
作品紹介・あらすじ
魔法少女であることを誰にも信じて貰えない。悲劇の"コスプレイヤー"虹野ゆりか。しかし、そんな彼女に大転機が訪れる。突然の転校生が、なんと一〇六号室の魔力を狙うゆりかの宿敵・ダークネスレインボーの少女だったのだ。「これで自分が魔法少女だって証明できる!」と大喜びのゆりかだったが-。六畳間圧縮型ラブコメ、今回は泣かせます。
感想・レビュー・書評
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978-4-7986-0067-3 290p 2010・6・1 初版
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今回は魔法編。かなりガチガチのバトルが展開されている。これがなかなか良い。ただ、妙に勘違い系なのはなんなのだろうか。
デウスエクスマキナまがいの展開を使った終盤には驚いたが、だからこそ彼と彼女の会話の、あの絶妙な距離感がある。この展開は見事なところだ。星五つはここに付けているといってもいい。
あと、余談ではあるが、桜庭先輩の挿し絵が美麗であった。本当に余談だが。 -
今回はコスプレ少女(と思われてる魔法少女)の話ですね.
アイタタタタタ.
この魔法少女業界はアレ.
とうとう不遇の魔法少女が活躍するのでしょうか?
もう魔法少女って聞くと白いアイツが
「ボクと契約して魔法少女になってよ」
を連想してしまうんだ.
まぁいいや.
次は地底人の話らしいですよ. -
ようやくゆりかのターン!見開きで挿絵もあるぜ!でも状況的には結局振出し(近く)に戻る感じで。さすがは不憫な娘。一筋縄では終わらんでぇ…桜庭先輩も予想外の方向からのアプローチがあったなぁ。次はキリハさんでヒロイン一回りかしら。
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魔法少女であることを信じてもらえずに、ずっとコスプレイヤーだと認識されてきたゆりかが本領を発揮する巻。
不遇キャラで可愛かったのは1巻からずっとだが、今回の巻ではようやく魔法少女と認識してもらえて、自分の仲間を一生懸命守ろうという気持ちも見えて、ますますいいキャラだなあと思えるようになった。ふぁいおー。
シリーズどれも、文章を読んでいるだけで何かもやもやしたものを感じる。淡々と進行しすぎなせい……なのかな。丁寧過ぎるのかも。
そして良い挿絵。素晴らしい。 -
2010 6/13読了。WonderGooで購入。
自称魔法少女・ゆりかが自称にとどまらないことを証明する(?!)巻。
これまで不憫でならなかったゆりかだけど、今後は同じような境遇でも違う心持で本人は臨めるのではないか、というような展開になって個人的には満足。
次の巻は今回表紙のキリハさんがメイン回のようだけど、そこでさらにフラグが強化されるとすると今後のラブでコメっぽい展開はますますカオス度をますよな・・・もう皆このままずっと六畳間の奪い合いしていればいいんじゃないかな・・・。