-インフィニット・デンドログラム- 1.可能性の始まり (HJ文庫)
- ホビージャパン (2016年10月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798613253
作品紹介・あらすじ
君が望んでいた冒険がここにある――
各プレイヤーの行動や性格、プレイスタイルによって独自に能力が進化するシステム。人と間違うような、確かにその世界に息づくNPCたち。
そんな夢のようなシステムを備えたダイブ型VRMMOは、瞬く間に一大ムーブメントとなって世界を席巻し、数多くのユーザーがこのゲームを楽しんでいた。
大学受験を終えて東京で一人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二もまた、受験勉強の終了を記念して、かねてより兄に誘われていたを起動する――。
感想・レビュー・書評
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面白かった。続きを読むかは悩み中。
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アニメを先に見ていて展開はわかっていたが細かい所を読めたりと知っていても面白かった。
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4/10.
SAOと違ってMMORPGに閉じ込められていない設定や、主人公の兄がゲームのベテランのため主人公よりはるかにレベルが高いという事は親近感を感じた。しかし、ゲームのルールや構造がはっきりしないから(もしくは自由度が高すぎるから)、なんだかどんどんご都合主義に展開する。もう少し制限をかけた方がよかった。 -
完成されたVRMMOを初心者としてプレイ、プレイヤーの仕組みを取り込んだ世界観、オンリーワンのエンブリオと流行のVRMMOものだが、芯がしっかりしているのか二番煎じという感じはせず、面白かった。完成しているVRMMOに大学受験でブランクのある主人公が発売から一年半後にスタートするという展開もよし。人気があるVRMMOであり、多くのプレイヤーが既にいるので完成された世界観を楽しめる。一発逆転向きの主人公のスキルも面白い。一人一人に固有スキルも適性もあり、考えて選びながらプレイする楽しさが味わえる。主人公のスキルも手に入れられたのはとてもラッキーな珍しい部類だが、チートという程ではなく、地道にレベルアップの狩りを必要とし、実際にしているところは往来のRPGを彷彿させて良い。キャラクターも立っており、女衒&サキュバスコンビのルーク&バビ、めっちゃ熊な兄、トリックスターっぽい記者など仲間達は個性豊か。初心者には理不尽なモンスターやPK、ゲーム世界だからこそあり得る損得の問題。何よりその世界が生きており、リアルタイムで、一度失われた者は王様でも戻らないというところが非常に良い。RPGの世界を股にかけた冒険の少しずつレベルアップする楽しさと、職業選択の自由と、理不尽なモンスターのいる世界と、陰謀と大きな力と、わくわくするものがいっぱい詰まっている。VRMMOものには食傷気味だったので、読友さんの感想がなければ手に取らなかっただろう。面白かった!
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明らかにどっかの異世界。中の人にはわからんようにはなっているけど。この辺うまいかも。
あと熊の兄キはいろいろ持ってそうですな。
彼と同一かな?とおもいつつ。
結構続巻が楽しみかも。