灰原くんの強くて青春ニューゲーム (6) (HJ文庫)

  • ホビージャパン
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784798633589

作品紹介・あらすじ

これが恋だなんて、気づかなければ良かったのに。

詩や竜也とのわだかまりも少しずつ解けていき、ようやく仲良しグループの日常が戻ってきたことを実感する夏希。バンド活動も再始動し全てが順調に進む中、夏希は校内で美織に関する噂を耳にする。それは美織が怜太と付き合っていながら、夏希にも手を出しているという聞き捨てならないものだった。当事者の美織は学校を休んでおり、心配した夏希は彼女の家を訪ねるが……
「広まっている噂は、ただの事実だよ」
この恋を自覚してしまった以上、もう、あの頃には戻れない。

感想・レビュー・書評

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  • 分かっていたけど、

    推しが負けヒロインになってしまって悲しい…。

  • 【Bookwalker】いよいよ美織の想いに焦点を当てる今回です。実に心が痛くなる展開でしたが、どんどん引き込まれていきました。高校生というまだ未熟な年代ですから、恋愛面においても、当事者と当事者を羨んで嫉んだりする第三者のいずれもが、極端な言動に走ってしまうのは仕方ないことなのでしょう。リアリティの有無は置いておいて、まさに本作のテーマである「虹色と灰色の青春」を感じた今回でした。過ぎてみれば落ち着くところに落ち着いた終着点ですが、まだ全ては終わっていない。「彼」の行動は物語をどう動かすのか。続きを楽しみにしています。

  • 美織回。夏希への想いが抑えられなくなり、学校の欠席や失踪につながる。普段は冷静な怜太の、美織を探している時の取り乱しぶりは珍しい。

    最終的には、完全ではないけど美織の気持ちは一区切りがつき、かつての小学校仲間とも関係改善ができたけど、今度は怜太か。

    陽花理とは既に前の巻で結ばれて、ラブコメとしては一つのゴールを迎えているわけだから、今後は友達を助けるという展開かな。

  • この巻は多くは語れないが、これほど恋愛に対して真摯に、また真っ正面に書いている作品はなかなか思い出せない。
    フルパワーで走った一冊。この巻はすごい

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