- Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798701219
作品紹介・あらすじ
あたしたち、そっくりなふたご。
なんでも、わけっこしてきた。
おもちゃも、おへやも、ママのおなかもね。
でもおおきくなって、もうおなじもうふでねられない。
とうとうとりあいになっちゃた!
― 一枚の毛布をめぐるふたごの姉妹の、ほほえましいものがたり。
感想・レビュー・書評
-
なんでも分け合ってきた双子の姉妹。大きくなってふたりでは使えなくなってしまった毛布。姉妹は毛布を取り合う。お母さんがそれぞれの好きな布で新しい毛布を作ってくれる。別々で寝ることになる姉妹……双子の方や双子を育てている方には共感できるところがあるのかな?
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あたしたち、双子。何でも分けっこするの。おもちゃも洋服もおそろい。お部屋も一緒。ママのお腹も分けっ子したのよ。毛布だって同じ物を使ってた。だけど大きくなるにつれ、毛布が小さく感じる。これ、私のよ。いいえ、私のものよ。2人で取り合いっ子になります。そんな2人にママは、それぞれの毛布を作ってあげるといってくれたよ。私のが先に作るのよ。ええや、私の方が先に生まれたんだから!
ようやく出来上がった2人の毛布。今日から別々のベッドで寝るのよ。だけど何だか寂しいな。 -
4分程度。
ずっと一緒だったふたごの、小さな自立のお話。色使いが綺麗。
しかし、どう見ても布団なのだが、なぜか毛布なのね。(本文中にも一度だけ布団っていってる) -
ずっと一緒に1枚のもうふで寝ていた双子の姉妹。5歳になって大きくなり、自分のが欲しいといいます。新しい布を買って、お母さんが新しいもうふを2枚作ってくれました。嬉しいけど、初めて別々に寝る日はなんだかちょっと寂しいような・・・というお話。「もうふ」と言っているけれど、描かれているのはお布団みたいです。柄が韓国っぽく色が綺麗。
-
・今の子には家で布団を作るという感覚がないだろうから、新鮮かもしれない。
・画面の配置がいい。
・作者の子どもの頃の体験をもとにした作品ということで、大人が読むとどこか懐かしい感じがする。子どもに読んだら「ふーん」という反応、楽しそうに聞いていたクラスもあり。
・もうふというよりこれは布団では?という指摘あり。 -
なんでもわけっこする ふたごの おんなのこ。ふたりで つかっていた もうふが ちいさくなってしまいました。 「あたしが ひとりでつかう」「だめ。あたしが つかうの」 すると おかあさんが ひとりひとりに あたらしい もうふを つくってくれるって。ところが…。
けんかするけど やっぱりなかよし。姉妹っていいな、と思えるラストです。 -
ふたごの姉妹のもうふのお話。
赤ちゃんのときにいっしょに使っていたもうふ。
だけど、5さいになったふたごにはちょっと小さくなってしまった…
おかあさんのアイディアでたったひとつももうふが無事にふたりのものに。
なんでもいっしょにシェアしてきたけれど、成長すると別々になっていく。
ふたごの気持ちってどんなだろ~って思う。
「3ぷんさきにうまれたからって」
http://www.hyewonyum.com/
http://www.nytimes.com/2011/08/17/books/review/childrens-books-picture-books-about-sibling-rivalry.html?_r=1