- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798701493
作品紹介・あらすじ
なぜ魅了されるのか、その圧倒的なパワーはどこから来るのか。
『星の王子さま』
『蜘蛛の糸』
『ナルニア国物語』
『風の谷のナウシカ』
『銀河鉄道の夜』
の面白さの謎を徹底解明。
感想・レビュー・書評
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読み応えあります。宗教で読み解く、ってほど宗教らしさが前に出てない。簡単にいうと怪しくない。でも独特の解釈が爽快
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ファンタジーの名作とされる小説群を題材に、その背景にある宗教性についての分析を行っている。本書で扱われている「星の王子様の」「蜘蛛の糸の」宗教性を扱う、というよりも小説群を通じて宗教を見るという観点である。
とはいえ、作品にある宗教性についても言及しているところもあるような印象。 -
星の王子様も銀河鉄道の夜もナルニアも、そういった有名どころはほぼ読んだことないので、今回読んで気になりました。
悪役3人が地獄で…、などちょっと笑える。
まともに読んだことあるのはナウシカ位ですが、これも読み返したくなり。 -
他の論者のような深層心理の解説はしないと述べてはいるが、書き手がどのように宗教を信じ、また、地域や時代や文化からどのように影響を受けているかということが作品に反映されていることの分析なので一種の心理分析ではないかと思う。