青木理の抵抗の視線

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798701547

作品紹介・あらすじ

解釈改憲や特定秘密保護法、異常な「朝日新聞叩き」、暗黒の刑事司法など、いまこの国で起きていることを正面から見据えて、言うべきことを言う、反骨のジャーナリストの時評集。
テレビ朝日「モーニングバード」のコメンテーターや、ラジオのニュース解説・インタビュアーとしても活躍する著者の雑誌連載コラムを集成し、スタジオジブリの機関誌「熱風」のロングインタビューなどを収める。

感想・レビュー・書評

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  • 書かれた時期が数年前なのでいささか既視感めいたものを抱えつつ読んだが、青木さんの一貫したジャーナリストとしての姿勢に強く共感した。

  • 羽鳥慎一モーニングショーでの青木氏の発言や、視座に学ぶことが多かったので、探して読了。日本の政治に対して、怒りと失望を新たにした。こうした不正を指摘してくれる本は貴重。

  • 社会

  • 青木理の安倍政権や原発、マスコミなどへの批判が歯切れがいい。文章から怒りが伝わってくるのも好きだったし、基本的に青木理の考えはすごく自分に馴染んでくるものだった。それと読んでいて、これ以上嫌いになりようないけども、ますます安倍政権が嫌いになった。

  • 内容はラジオで聞いていることとだいたい同じ。
    でも、本では随分と攻撃的な印象を受けました。

  • 安倍政権への批判はよくわかったし、賛同できる部分もあるのだが。恨みベースの発言ではどうも。批判的な視点が必要なのはわかるのだけど。そして青木理の本を読むような人は、初めから青木理の言いたいことには理解があるわけで、そうではない人たちへ向けてどう情報を発信していくか、興味のなかった人への誤配がなされるような仕組みをどうしたらいいのか、が大事になるとおもうのだけども。徳洲会が内ゲバだったことや、いそざきという自民党候補の酷さは初めて知った。

  • 過去に月刊誌などに寄稿された文章が主。
    簡単に見過ごしてしまいそうなニュースも、見方を変えれば重要な問題につながる懸念となる。特に筆者は、警察や司法の権力には敏感。警察の取材を長くしてきたからこそ、意義のある文章であり、非常に説得力がある。
    大勢の流れに逆らうのが、ジャーナリストの仕事。しっかりと頭に焼き付けてメディアを監視していきたい。

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著者プロフィール

1966年生まれ。ジャーナリスト。1990年、共同通信社に入社。公安担当記者としてオウム真理教事件などを取材。退社後はフリー。著書に『安倍三代』(朝日新聞出版)、『情報隠蔽国家』(河出文庫)など多数。

「2023年 『カルト権力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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