インスマスの血脈 (The Cthulhu Mythos Files)

  • 創土社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798830117

作品紹介・あらすじ

1つのクトゥルー作品をテーマに3人の作家が小説、ゲームブック、漫画などの様々な形で競作するオマージュ・アンソロジー・シリーズ。第5弾は『インスマスの影』に捧げる。当代きっての超伝奇の語り部、夢枕獏と静と動を巧みにあやつる天才絵師、寺田克也の「インスマス幻想譚」!異形のものたちの吐息が聞こえてくるかのような繊細さと迫力のおぞましさが襲う、クトゥルー絵巻物語(『海底神宮』)。作家田村敬介は、取材のために日本海をのぞむ北陸の町、狗須間(くすま)を訪れる。町の住人はタクシーの運転手も、旅館の女将も、みなエラが張り出すような顎に、三白眼だった。その晩、田村は町の住民と同じ顔した人々に囲まれ押し倒される夢をみる。「-やっぱり、こいつだ。"鍵"だ」「-封印が解かれてしまう」目覚めたあとに覚えていたのはその言葉だった(『海からの視線』)。「三度の飯よりグロ!リアル彼氏より死体!」そんな不謹慎なことを声高に宣言する吹き溜まりのコミュニティ「ネクロフィーリング」。「わたし」と親友のミサキはコミュニティのイベント「青木ヶ原樹海探検ツアー」に参加する。仲間とはぐれた時に「美しい死体」を見つけたミサキは、翌日樹海に戻り、その死体が朽ちるまで寄り添うのだった(『変貌羨望』)。

感想・レビュー・書評

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  • ホラーとしても微妙だしクトゥルフの知識あれば楽しめるかなぁと思ったけどんー?と。都市伝説的な読み物という感じで正直期待外れかな。シナリオのネタにはいいかも

  • 夢枕獏の名前で読んだが、これは全くの釣りで、非常に残念。何故に多くの作家がこの邪神神話に惹かれるのかわからないが、この手のものは菊池秀行のものであっても最近では、イマイチ、興が乗らない。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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