無名都市への扉 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)

  • 創土社
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本棚登録 : 15
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798830179

作品紹介・あらすじ

稀代の魔術師アブドゥル・アルハザードが幻視した人類以前の呪われた都市、そこには忌むべき者たちの亡霊が潜むという。『無名都市』を舞台に繰り広げられる3つの物語。クトゥルー神話に捧げるオマージュアンソロジー第8弾!

感想・レビュー・書評

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  • 砂漠の中に名もない都市がある。この前提で展開されるくとぅるふものだが、◆無名都市に捧ぐ 砂漠を現実の鳥取と人間の心の荒廃に重ねながら、じわじわとサイキックホラー風に展開していく。文学的な怖さがたまらん。◆電撃の塔 文字通り、雷がどーんと落ちる電撃。その物理的な恐ろしさに、異次元からモンスターが到来するというアクション混じりの冒険が展開される。しかも正統的な A boy meets a girl ものであり、かつインスマスものにもつながるという贅沢さだ。◆無明の遺跡 インセインを使ったリプレイ(シナリオ付)。TRPGもプレイしたが展開がわかっていても面白い。バランスのいいシナリオで初心者も参加しやすい名品。

  • 岩井志麻子「無名と死に捧ぐ」
    宮澤伊織「無名の遺跡」

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プロフィール

1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節』『チャイ・コイ』(婦人公論文芸賞)、『自由恋愛』(島清恋愛文学賞)など著書多数。

岩井志麻子の作品

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