- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799100042
作品紹介・あらすじ
「前に踏み出す力」(アクション)、「考え抜く力」(シンキング)、「チームで働く力」(チームワーク)。社会人として本当に求められている能力がこの1冊で身につく!就活生、若手社員必読。
感想・レビュー・書評
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2011年に書かれた本だが、2024年に読んでも全く古さを感じさせない基礎的内容であった。仕事をするにも、仕事をするための基礎体力のようなものが必要で、その基礎体力を養うためにはどうすれば良いかということを書いてくださっている。自分が20代の頃に読んでいれば、また勉強になることも多かったのかとも思う。20代以上の人であっても、今から自分をアップデートしたいと思う人であれば、必ず役立つ内容があると思う。また、若い人と働く上で、どのように仕事に対して基礎体力をつけるべきかをアドバイスする立場の人であれば、そういう視点で読めば、非常に有効かとも思う。
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仕事に対する考え方や
抑えておくべきポイントとなる知識、考え方をシンプルな項目にまとめています。20代とありますが、内容は本当に基礎的で新卒向けだと感じました。ただ、基礎的な分重要なことばかりでしたので、そこから実践する内容を3点あげるとしたら、下記になります。
①自分の領域を作らないで仕事に取り組む
→目の前のごみはすすんで拾う
②複数の仕事を同時にこなすをプライベートでやってみる
→本を多読、多ジャンルで行う
③敬語だけで印象が180度変わるのに実践しない人が多い
→敬語の本を読んで実践する -
いまや、こんなことまで大学生に教えなくてはならない時代なのか?
でも、大学生のみならず若手社員も読んでみるべき内容かも。
分かりやすく読みやすくまとめられた本。サッと読破できる内容なので、一読してみる価値はあり。 -
言葉づかいがきちんとしているかいないかは人物の印象に大きな影響を与える。
20代は経験も知恵もない。だから先達の話を聞くべき。同年代に相談しても共感や同情はしてくれるが、知恵までは貸してくれない。
仕事におけるセンスの良さは莫大なデータの蓄積があってはじめて発揮される。
大きな目標があると小さなことが気にならなくなる。 -
「社会人基礎力」なる言葉を知ったのは就職活動をする学生向けに経済産業省のてこ入りで作成されたフリーパーパーからだったんですけど、わき道にそれないためには大事な要素です。
こういう本と『生産性やコミニュケーション能力なんてクソ喰らえ』と標榜してはばからない雨宮処凛さんの本を同時に読んでここに紹介している自分は一体ナンなんだろうなんて思うことがあるんですけれど、僕はこの人の事を、この本をとるまで全く知りませんでした。でも、もともとNHKのアナウンサーだったのですね。そんな彼がサラリーマン時代に培った言うなれば
「組織の中で生き抜いて仕事をする知恵」
がつまびらかにされているものです。
それが20代30代の若手ビジネスパーソン向けに構成されて、一冊の本にまとめられているのが本書です。少なくともこの本を20歳くらいのときに読んでいてば、少なくともここにこうして駄文を書き綴っていたりすることはなかったと思いますね。少なくともこの本を一冊読んで書かれていることをほぼ完全に実行できれば、会社組織で生きていくことができるでしょう。
そして、この本で僕がなるほどなぁと思った箇所は新聞のテレビ欄を眺めれば、世の中の動きやだれが時の人かわかる、と看破したところで、その文章を読んだときには、さすがさすがテレビ畑の人間だなとびっくりしたことを覚えています。この本を読んで、作者は20代のころ、よく異業種間交流会に出席していたそうなので、僕もためしに出席だけはしてみようかと思います。それが自分に役に立つかどうかは別として…。 -
ネットには少し批判的だし、金はどんどん使って夜も10時まで変えるなという意見で、ちょっと自分にはあわなそうだった。
ネットに少し批判的といっても、ブログを書くことについては肯定的っぽいけれども(インプットはダメで、アウトプットはOKという感じ)。 -
学生時代でなく、社会人一年目の今だからこの本から学んだことをすぐに実行できる気がする。
・社外との交流の機会を持ち、師匠を持つ。
・社会人としての言葉づかいを身に着ける。
・反省ノートをつくり、日々反省を記録する。
そして、仕事を覚えながら、大いに遊んで、人間としての幅を広げたい。
余談だが、著者の森氏が豊橋出身であることに驚きとともに親近感を覚えた。