「しつこい怒り」が消えてなくなる本

著者 :
  • すばる舎
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感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799100226

感想・レビュー・書評

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  • 4年前に一度読んでました。
    高校生のときと、社会人になったときとでやっぱり受け方は変わるものです…。
    というか、わかっていなかったから4年で元に戻ってイライラしてたんですけど汗

    自分の気持ちを大事にする。
    これに尽きます。

  • 本書の「自分中心に」考えて行動する例を読んで、一見こんなの高度すぎるだろうって思ったけれど、職場など、好かれたいとそれほど思っていないときはできている気がする。なので、ネガティブな状況にうまく対応できないのは「人に脅えているから」という指摘にはっとしたのだった。

    自分中心に考えて行動すると楽になる、自分を満足させられるのは自分だけ、という論は、いつかネットの記事で読んだ「自分自身と結婚すれば人生はうまくいく」という主張と重なるものがあり。自分は受け身な方ではないけれど、ときに不必要に人に合わせて余計な澱をため込んでいるかもしれない。簡単な解決策はなくて日々練習するしかないけれど、自分も周りもいい気持ちで過ごすための指針を提示してくれる良い本だった。

  • 忘れていたつもりなのに、何かのきっかけで思い出してしまう、しつこい怒り。書いてあることは納得できるけど…と最初は抵抗を感じてしまったけど、しつこい怒りは、蘇るたびに本当に気分が悪い。本気で根本的になくしてしまいたいと思ったので何度も読み返した。そうしたら、自分の本当の気持ちが見えてきた。そんなこと気にしてないって表面で思っていたけど、本当は傷ついていたこと。他の人の言葉、行動に腹が立っていたのではなく、相手のことを気にして自分を守れなかった後悔が、しつこい怒りになっていたこと。これに気が付いた途端、なんだか気分がすっきり。同じことを思い出しても以前のように激しい怒りが湧いてこなくなった。これからの課題は誰と話すときでも、自分がどう感じているかをチェックすること。

  • 自分中心の生き方で楽に生きる。 それは自分本位の生き方ではなく、自分自身を楽にする生き方。 それが今は出来ていない。 自分中心の生き方をもう少し探りたい。

  • 新聞の広告欄で見たので、早速、読んでみた…
    やはり、この手の本はストレスを自分に溜めないことだと主張している…
    誰しも…そうそう簡単には著書の様にはいかないものだ…
    気休めの1冊…でも書いていることには納得!!

    自分次第ってことさ!!

  • ・自分が感じたことや感情を大事にしよう
    ・相手にそれを伝えるならば、それらを「私は〜〜です」という『Iメッセージ』の形で伝えよう
    ということを様々な例を通じて説明している一冊。

    会話パターンが数多く載っているので、角が立たない伝え方の具体例を知るのにはいいかもしれない。

  • 擦れてささくれ立っていた心を
    なでなでのつるつるにできたかな、と思う。

    人の仕事なり、やり方なり、無配慮な言葉にまで
    口をだしたり期待したり
    動揺させられたりするようなことには
    なるまい、と思う。

    毎日、機嫌よく仕事ができたらマル、
    ということでいたい、と思う。

  • 著者の「自分中心理学」というのはよく分かるし、ネーミングもいいなと思う。書いてあることも、通ってきた道なのでよく分かるけど、今悩んでいる人に分かるのかどうかはちょっと疑問…。かゆいところに手が届かない感じがちょっとした。というのは、例として挙げられているやり取り、「他人中心」と「自分中心」の違いがいまいちはっきりは分からなかったことが多くて、どうも具体的な対処法を示すまでは至っていないと思ってしまったから。精神論的な感じがした。

  • 過去を悔やんでもはじまらない
    仮にその過去に立ち戻って違った選択をしていても、状況はたいして変わらないでしょう。そして、結局は同じ言葉をつぶやいているでしょう。
    あなたの言動パターンは、過去においても現在においても、また未来においても変わらないから。自分の言動パターンが変わらなければ、どんなちがった選択をしていても、同じ状況をみずから作り出していきます。
    今を変えなければ、なにも変わらない
    それは、あなた自身が今を生きていないというkと
    今を生きるスキルとは、すなわち私を守る、私を愛するスキルのこと

    関係ない人に仕返しをして快感を覚えるのは、「私は我慢してる、人の犠牲になっている」という被害者的な意識が潜んでいるから

    しつこい怒りを生むのは、「他者中心の」発想をしていないか

    過去に戻らなくても、いまの自分を変えることで、あなたは、過去の自分の痛みを癒すことができる

    他者中心になってしまうと、必然的に、相手を変えようとする

    満足は自分で手に入れるもの
    あなたが自分を満たせるのは、あなた自身


    自分中心の自分表現というのは、私の気持ちや感情を解消するために表現する事を目標とする


    愛すれば愛されるとは限らない
    わたしがあんなにあなたに尽くしてあげてるんだから、あなたもそれに応えてよ と見返りをもとめていないか

    してやったのに症候群

  • うすうす感じていたことが、分かりやすく解説されていた。

    5章目のケーススタディーや対処法について、もっとたくさんページを割いて欲しかった。

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著者プロフィール

医療ジャーナリスト、心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱しメンタルケア分野の本を著している。「自分中心心理学 オールイズワン」代表。國學院大學経済学部卒業。日本カウンセリング学会会員。著書多数。

「2020年 『「また断れなかった…」がなくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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