- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799101179
感想・レビュー・書評
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「粉飾」をテーマにした今作も前作同様勉強になる点がたくさんありあました!!
粉飾する方法(評価損を計上せずに費用を過小評価したり、費用の発生時期を遅らせたりなど)やそれを見抜く過程も描かれており勉強になる上に面白かったです。
章毎にテーマがあり読みやすかった点もgood!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は公認会計士。「本書では粉飾をテーマに、一話完結型で五つのストーリーを紹介しました。ベンチャー企業のギャル社長ルリが、双子の姉で会計士のマリと入れ替わり、各社の監査を通じて正しい会計処理と会社経営の在り方を訴えてゆく」
「監査の根幹にあるのは企業”愛”・・・この精神が無ければ会社の実態を正確に掴むことはできない。」 ~あとがきより
数字を見ているだけではダメなんだと訴える。
業界用語も頻繁に登場し、企業小説として一気に読める。 -
前作の主役は妹に扮した姉だったのにたいして、今回は姉に扮した妹ルリの話。
最近ニュースで聞いた粉飾事件がモデルとなっていそうなことも。たとえば、第2話では話のなかでオリンパス事件について触れていたり。
第4話の事件も最近ニュースで見たような・・・(社員による横領事件)。 -
まさかの第2弾…(笑)
今度は、妹ルリが姉マリに扮して、監査法人での会計監査…。
テーマは、「粉飾」…。
VC時代、結構悩まされますたからね~。かなり興味津々…。
まっ、会計士さんとはいえ、教科書のよぅな粉飾でも、
見逃して上場を許可してしまぅこともあるぐらぃだし…。
本作では、PLとBSだけでなく、
収益認識基準までわかってると、より面白く読めます…。
前作でも申し上げましたが…、
できるサラリーマンになりたければ、
「もしドラ」よりも、こちらの方をオススメですね…。
第3弾はあるのかな~? ネタはたくさんあると思ぅけど…。