- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799102466
作品紹介・あらすじ
チームの風とおしがよくなり、一回りも二回りも大きな成果がついてくる-その秘密は報連相にあった!?報告・連絡・相談の"しくみ"を整えれば、確実にチームの評価は右肩上がり。地味だけど役立つツボ。
感想・レビュー・書評
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2019/6/30
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タイトル通り、職場における報連相に関する本。
様々書かれていたが、強調したかったと思われる点は、「相手に伝える情報を選別すること」だったのかなと思う。一言で言ってしまえばだけど。
報告するとき、連絡するとき、相談するとき。それぞれに適切なタイミングがあり、求められている情報がある。気をつけなければならないのは、自分の意図と相手の求めている情報において、どれだけのギャップを抱えているか。自分が重要だと思うことと、相手が重要と思っていることは異なっていることもある。また、自分が発言したことの意味が正しく伝わっていないこともある。
冒頭で、職場の失敗の原因をコミュニケーション不足に求めることは都合のいい言い訳ではないか、という記述があった。本署を読むと、それはある程度正しく感じられた。コミュニケーションも仕事と同様に、目的や方法を踏まえれば改善する。報連相ができるようになる。
抱えている仕事に関して、相手はどのように考えており、自分はどう考えているのかという部分が強く意識できていれば・・・ということかな? -
仕事のミスや失敗は
コミュニケーションの不足によって、
起こることが多いモノです。
当人は伝えたつもり、理解したつもりでも
実際は意志疎通ができていなかったと言うようなことは
よくあることです。
本日ご紹介する本は、
社内や社外も含めて
「報連相」をうまく行い
効率良く仕事を進めるための
ヒントが書かれた1冊。
ポイントは
「すれ違い」
伝えたつもりが、相手にきちんと伝わっていなかった。
思い込みで仕事を進めてしまうことは、よくあります。
すれ違いが起こったまま、仕事が進むと
必ず後になって、問題が発生するものです。
「報告」
コミュニケーションを取る場合に、
自分が聞く耳を持つこと、
そして相手に聞く耳を持ってもらうことは
重要です。
マメな報告には、単純接触効果があります。
日頃から、なにかと報告しておくと、
それだけで、信頼関係が作りやすくなり、
聞く耳を持ちやすくなります。
重要なときだけ、じっくり話をするのではなく、
日頃から、マメに話しをしておきましょう。
「連絡」
エビングハウスの忘却曲線という
人間の記憶に関する実験結果があります。
人間は聞いたことを
20分後に42%、1時間後に56%、
1日経つと74%のことは忘れます。
1度言ったからと言って、相手が覚えているとは限りません。
大事なことは何度も確認することが重要です。
「相談」
上司も会社の資源です。
何か困ったことがあったら、
自分の手段として使うことが重要。
目標が達成できそうもないのに
相談もないというのは問題です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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ホウレンソウのうまい組織は、大きな成果を上げている
コミュニケーション=相手に反応や行動を促すこと=報告・連絡・相談
ホウレンソウは、チームのメンバーを動かすためのコミュニケーションであり、営業活動の一つ
依頼した仕事を催促し、思い出させるのは、指示する側の大事な仕事
マメな報告には、単純接触効果がある=信頼関係が作りやすくなる
人間は忘れる生き物、大事なことは何度も確認する
相談でまず大事なのは、メンバーが悩む時間をできるだけ減らすこと
問題のテーマや状況に合わせた相談相手を用意しておくと、それが「資産」「武器」になる
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◆目次◆
第1章 チームに必要なHou Ren Souとは?
第2章 チームが動く! Hou Ren Souの始め方
第3章 Hou告が自然に集まるしくみ
第4章 Ren絡が密になるしかけ
第5章 Sou談でスッキリ問題解決!
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◆マインドマップ◆
http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/ba6c3aa7d80dd6d5.png -
目新しさはない。
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