「いつも忙しい」がなくなる心の習慣

著者 :
  • すばる舎
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本棚登録 : 194
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799102794

作品紹介・あらすじ

本当はもっとラクになれるはず。息つく間もない毎日から脱出するための行動のヒント。

感想・レビュー・書評

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  • ◯「いつも忙しい」人は、自分の人生のオーナーとは言えない(45p)

    ◯ 秘訣は、とにかく一つ一つ片付けていくこと。その際には、余計なことを考えず、「とりあえずやる」という意識が必要なのです。(77p)

    ◯ 実は、脱・「忙しい病」のポイントの一つが、「忙しそうな外見にしない」ということです。(164p)

    ◯ 平凡で無駄にすら見えるような私生活の中にこそ、人間のバランスを保つ要素がある。(221p)

    ★いつも忙しい人は、今に集中できていない。「忙しい病」に人生を支配されないためにはメリハリが必要。自分を大切にすることだ。

  • 私のための本だ…と思わずにいられない題名。多忙感にさいなまれ、「これが終われば…」「○月になれば…」といつも思いながら仕事をしているが、考える時間が多すぎて行動が少ない。本当にやりたいことを始めるには、今しかない。ヒントになることがいろいろあった。

    ○忙しさで思考停止せず、「やるべきことが何なのか」「どのくらい時間がかかるか」「今やっておいた方が後で楽なのか」などを検討して、実際にやるべきことを小さいタスクとして挙げ、着手する。そしてできたことに目を向ける。

    ○「今、そんなことをやってる余裕はない」ではなく、忙しいからこそとりあえずやる。やってみると案外ハードルは下がることもある。

    ○秘訣は、とにかく一つ一つ片付けていくこと。余計なことを考えず「とりあえずやる」と言う意識を持つ。やるかやらないかでは悩まない。やるかやらないかを考えている時間があれば、少しでもとりあえずやる。

    ○締め切りは、自分から前倒しする。自分で決めた締め切りを守る。

  • 「忙しい病」不安や焦りでヘトヘトになっている。
    「忙しさのメガネ」は、今やらなくてもよいことまで見えてくる。

    対策
    ・『今』に集中する。
    ・できたことに達成感を持つ。
    ・先延ばしにしない。
    ・毎日にメリハリをつける
    ・状況に合わせて優先度を変える。
    ・モヤモヤして何も手につかない時、蒸し返すのは「自分が悪いかも」を打ち消そうと必死なとき。自分が「ひどい目に遭った」と認めて自分をいたわる姿勢が必要。
    ・時間が余ったらではなく、「自分をいたわる時間」予定に組み込む。
    ・「今、自分の時間を作る」完全に解放される時間
    「無駄な時間」が人生を豊かにする。

  • 転職して思うように仕事が出来ずに落ち込んでいる時に読んで、実は自分は結構頑張ってるんじゃない?って思うことが出来ました。
    この本とは無関係ですが、有名な7つの習慣というビジネス書でも主体的に生きる大切さが説かれていたので、特に私のように周りの評価を気にしやすい人は忘れそうにならないよう繰り返し読むといいと思います。
    何事も効率化を求めるご時世ですが、予想外のことやボーッとする時間も無駄ではない人生の彩りだという話で締められていて、読み終わると最初より心が軽くなった気がしました。

  • 先に先に考えていても一向に余裕が生まれないと思っていたら、いつもいつもやることに追われてるから、忙しいんだと、本を読んで気づいた!
    今、ココに集中して、ひとつずつやるべきことに取り組もうと思った。

  • 私に関係ないだろう…と思って手にしたけど、意外や意外めちゃくちゃフィットする内容だった。心の底から読んでよかった…と思った。

    衝撃や感覚に圧倒されてしまうと「出来ない、無理」と感じ、結局「先延ばし」にしてしまう。「先延ばし」にしても何も解決されず、先延ばしがどんどん溜まり、焦りから「忙しいという思い込み」を生み出してしまう。先延ばし癖は不安と深い関係がある。何もしないと不安が増すことになる。不安を増さないようにするためには、「とりあえずやる」を繰り返していく(一つ一つ片づけていく)ことが重要になってくる。

    頭の中で考えているだけでやらないと、行動を起こさないとハードルがどんどん高くなってしまう。やるか、やらないかで迷うなら「とりあえずやる」。そうすると、次行動に起こすのが楽になる。取っ掛かり易くなる。

    読んでよかったなぁ…と思えることが多かった。水島先生の本は堅実な内容の本が多くてためになる。

  • これは非常にグサグサ来る一冊でしたw

    プライベートの時間も使っていると、楽しんでいつつも微妙に「忙しさのメガネ」の世界に入り込んでしまっていることがあるので、意識していきたいところです。

  • 心のゆとりを持つための、作業効率テクの話かと思ったらポジティブシンキング的なやつで期待と内容は違った。
    もう、充分備わってる。

    ただ、いつ自分がネガティヴで心に余裕の無い人間になるか分からないので、この本で学んだことは忘れないようにしたい。
    私は忙しいというフィルターをかけて、いつも忙しそうにしている人にはなりたくない。
    仕事や趣味、飲み会、勉強、ゴルフを「するべきこと」と考えて取り組むのでは無く、「したいこと」と捉えて主体的に取り組むことで心に余裕が生まれる。
    「したい」という気持ちで行動することを忘れないで生きたい。

    • miyusanさん
      今度貸してや!!
      今度貸してや!!
      2019/12/03
    • 口だけダイエット星人さん
      気にし過ぎた人へみたいな本やで(笑)もう洗脳されてく感ある
      気にし過ぎた人へみたいな本やで(笑)もう洗脳されてく感ある
      2019/12/03
    • miyusanさん
      なるほど!
      気にしない系女子やから、必要無いな笑

      面白い小説貸して♡
      なるほど!
      気にしない系女子やから、必要無いな笑

      面白い小説貸して♡
      2019/12/03
  • 忙しさから抜け出すコツは、今に集中すること。
    どう生きていきたいか考え、自分の判断で優先順位をつけ、それに集中すること。
    忙しさを感じる時こそ、余裕ある外見にしてみる。
    など、いろんなエッセンスを学びました。

  • いつも忙しいは、不安感が根底にある。強迫神経症。焦る気持ち、できていないと感じる心。メリハリをつけ、今に集中する。とりあえずとりかかることを繰り返す。うまくいかない時は、疲れている時と認識する。やることを最低限に絞り込むこと。自分の能力に合わせて相手の気持ちに合わせない。自分の事情を話して断る。自分の時間をつくる。時には目標を低く、丁寧に、豊かに生きる。

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著者プロフィール

水島広子【みずしま ひろこ】

慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、対人関係療法研究会代表世話人、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表。主著に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』(創元社)、『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』(紀伊國屋書店)、『怖れを手放す』(星和書店)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)、『自己肯定感、持っていますか?』(大和出版)、『「毒親」の正体』(新潮新書)などがある。

「2022年 『心がスーッとラクになる 世界の美しい文様ぬり絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水島広子の作品

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