発達障害の子に「ちゃんと伝わる」言葉がけ (あんしん子育てすこやか保育ライブラリー special)
- すばる舎 (2015年1月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799103753
作品紹介・あらすじ
食べるのに時間がかかる、汚い言葉を使う、宿題をやろうとしない、友だちに手を出す…etc.場面ごとのNG例とOK例を発達障害の第一人者がアドバイス。困ったとき参考になるお母さんの体験談つき。
感想・レビュー・書評
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佐々木正美先生の本はどれも子供への愛に溢れてますね。手のかかる子供には手をかけてあげればいいんだよ、と。本書では、発達障害児の特性を理解して、こんな風に対処しましょう、ということが書かれていますが、発達障害児に限らずすべての子育てに共通していると思います。実践できるようになったら、私の親レベル上がるはず。
ただ、親にも余裕がないとできません。親自身が心の余裕を持てるように自分の環境を整えておくことも大事かな、と。 -
発達障害の特性を確認するとともに、言葉がけの基本的なルールと具体的な場面での対応方法を解説している。場面毎に発達障害の子どもをもつお母さんの体験談も掲載。巻末に「言葉がけ変換表」あり。
幼児から小学校低学年の子どもの保護者を対象に書かれていると思われるが、専門家ではない発達障害に関わる人にとって何度も読み返して確認すべき内容。 -
分かりやすく、具体的な言葉掛けも学べる本。発達障害児に限らず子育てや保育において大切なことが多く書いてある。「苦手」を理解して「環境」を整える入門書として良い本だと思った。文章での説明が中心で、イラストが少ないのが少し残念。
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障害の特性を理解して、得意なところ伸ばそうとしながら無理のない言葉がけをしていけば、必ずいい子に育ちます
言葉がけの4つのルール
・話しかけるときは、子どもの視線の中に入って言葉がけを
・指示を出すときは、言葉と視覚情報を併用して
・注意をするときは、短い言葉で具体的&肯定的に
・できたことを認めてあげる言葉がけを
日常生活にある30のケースをとりあげて「ちゃんと伝わる」言葉がけを実例豊富に解説する
発達障害の子とかかわるすべてのおとなに
一読再読三読の価値あり -
仕事の参考にと読んでみた。
発達障害だけでなく、健常の子を育てる上でも
参考になる本だと思った。
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「発達障害の子に」とあるが幼児にはみなこれが効くのではないか。この声掛け、サインを知ってるか知っていないかでこどもとのコミュニケーションは大幅に違ってくるだろう。
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わかりやすいし、具体的。子供への優しい目線が感じられる。普通を目指してた自分を知った。これからの世の中は平均じゃ埋もれちゃう。必然だけど、彼が得意なことを上手に伸ばしていきたい。
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発達障害の子の子育ての本はたくさんでているけど、息子(2歳)には早すぎる内容の本がほとんどだった。
この本には、今困っている内容も載っていたので参考になった。
実際に子育てしているお母さんが実践している方法も載っていて、読んでて面白い。
4人のお母さんのやり方は、基本は変わらないけど、細かいところは4者4様。
結構厳しいお母さんもいて、著者が本文で書いていることと合っていないような気もした。
ある程度そのお母さんと子どもに合わせてアレンジしていけば良いということなのかな?
余裕がないときに読むとかえって自己嫌悪に陥る恐れもありますので要注意です。
余裕がないときに読むとかえって自己嫌悪に陥る恐れもありますので要注意です。