将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!

著者 :
  • すばる舎
3.76
  • (65)
  • (113)
  • (105)
  • (14)
  • (1)
本棚登録 : 1160
感想 : 126
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799103944

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新聞広告で気になって図書館で借りた。
    以下メモ。
    ●絵本は音を聞かせるためのもの。最も大事なのは全ての音が子供に聞こえるように読むこと。「一音一音ハッキリ読み」。
    ●この時間はこれをやる、というルールがベースにあると良い習慣がつきやすくなる。一番良いのは寝る前に読むこと。
    ●「僕やだ」「僕やらない」しか言えない子と、「なんで僕だけがしなくてはいけないの?」と言える子では自己表現力が違ってくる。語彙が豊富になり言葉に圧倒的に強くなれる。助詞、助動詞の働きをしっかり捉えて文意を正確に把握できる力。
    ●現代はタヌキを見ることなどない。しかし「タヌキが人を化かす」ことが人々の共通認識として存在する。そのもとは「カチカチ山」をはじめとする童話や民話から。「白馬の王子様」も白雪姫があるから。 文化的な共有事項をどれだけ知っているか。本から知りえているか。難関校受験の国語ではそんなところも突いてくる。

  • まさにそのとおりのことが書いてあって、子どもに読み聞かせしないとなと。掲載の推薦絵本等片っ端から読み聞かせることにします。

  • 本格的な勉強は、10歳を過ぎたくらいで十分。
    それまでは、のびのびと育てた方がいい。
    ただし、地頭の基礎が作られる10歳くらいまでは、「本」をとにかく与えなさい。「読書」にかける時間をたっぷり作ってあげなさい。というもの。

    今私が心がけている、図書館でいっぱい本を借り、本を読まずにはいられない環境を作ること。
    子どもが自分で声に出して読む「音読」の期間をできる限り引っ張ることは、自信をもって続けていいことなんだと再認識した。

著者プロフィール

1957年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。学生時代にバイトで始めた家庭教師が天職となる。奇跡の合格と学力不振解決を続々成功させ、「カリスマ家庭教師」とも呼ばれる。専門は国語記述解答と小論文指導であるが、音読法、作文法、暗算術など数多くの学習法や能力向上メソッドを開発。最近は、焚火教育とリベラルアーツの実践に力を入れている。講演は「マシンガントーク」と評される。『男の子を伸ばす母親はここが違う!』『超音読法』(扶桑社)、『中学入試国語選択ウラのウラ』(主婦の友社)など著書多数。

「2013年 『必殺 センター古文』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松永暢史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×