- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799103951
作品紹介・あらすじ
小数、分数から億兆の数の計算まで、正しく速くカッコよく解く!2けた、3けたもコワくない!ちょっとした工夫でこんなにカンタンに!たとえば、おつりや消費税、ワリカンの計算が電卓なしでスパスパッと速く計算できるように!
感想・レビュー・書評
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kindle
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中学受験の経験があると結構普通にやっているような暗算、計算の仕組みが出ています。大人向けと書いていますが、内容は子供にも説明できるようなものになっている。乗法公式を活用したインド式計算には否定的。差を約分して共通項を見つける方法や、11の倍数(4719→7+9=16,4+1=5,16-5=11 最後が0か11のばいすうならその数は11の倍数)3桁の7の倍数(273→27-3×2=21 これが7の倍数ならその数は7の倍数)
この二つは知らなかったけど、覚えられないし、あまり使う機会がなさそう。 -
数字嫌い、算数できず、暗算できずを克服しようと読み始めた。3桁、2桁の暗算でもう脳がフル回転で追いつかず。あきらめずチャレンジしよう。
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理系大学卒なのに暗算が全くできないことがコンプレックスで、これまでインド式など試してきましたが全く身に付きませんでした。本書は基礎に立ち返って楽しみながら続けられます。それなりにハードな局面もあり鍛えられます。最後に答えが載ってるのに気づかずに毎回答えをエクセルで計算していました。問題の次のページに答えがあるともっと便利です。
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子どもたちに楽しく学んでもらうため(大人に解説する)と、大人自身の学び直しのためという目的のもと、計算の工夫を解説する本です。
著者は小学生向けの学習塾で教えていたそうで、それぞれの解説に「スキル ほすう10」「スキル そうさい」「スキル アップ・ダウン」など、ほのぼのタイトルが付けられています。
構成は、「スキル解説 + 問題10〜12問」がセットになっていて9章・56題分あります。
1〜8章は四則演算の解説、
(例)
・引き算ではくり下がりをなるべく減らすように式を整える
・足し算・掛け算を上位の位から計算していく
・割り算は桁の上げ下げで計算しやすく整える
9章は実用的な概算の章になっています。
(例)
・450円に対する8%の消費税は?
・14800円に対する17%の消費税はおよそ何円?
・前年度3000億円、今年度2400億円の場合、前年比何%?
私は前年比をだすのに、どっちが割る数/割られる数だっけと考える程度に算数苦手なので、9章はありがたかったです。
ただ、おおよその数字を出そうという問題で、私は80%の数字をだしてましたが、解答が86%になってて「おおよその数字とは…」とちょっと思いました。
計算するたびに、ああ私は計算苦手だなーと思うことしきりでしたが、とりあえず今目指すところは、数字を見た時の連想範囲を広げる(割合や差分から異常を見つける等)ことと、主張に数字をもたせることなので、計算の正確性を追いつつ地道に計算に馴染んでいこうと思います。 -
EVERNOTE登録済
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・1000の補数。「999にする数」をみつけて最後に「+1」
・100から次々と9をひく。10の位が1減り、1の位が1増える。つまり10ひいて1をたす。8でも7でも応用可能
・725-433のような計算。700-400=300、25-33=-8、300-8=292。降順、けた分け、精算。3日11時間-1日14時間というような計算に有効
・「等差数列の和=(最初の数+最後の数)*個数/2」または「まん中の数(平均)*個数」
・19*9までの計算表を暗記するぐらいに仲良しになる。例えば「119=7*17」というように答えを2つの数の積の形になおすことができるようになる
・29*7=(30-1)*7
・13*12=13*(10+2)
・33*27=(30+3)*(30-3)
・85*85=90*80+5*5、97*97=100*94+3*3
・27*12=54*6…アップ・ダウン
・14*45=(7*2)*(9*5)=7*9*2*5=63*10…ぶんかい+1アップ、応用2アップ(100になる数をみつける)
・掛け算はスキル「アップ・ダウン」、割り算はスキル「アップ・アップ」
・最初の数と「×」のあとの数は分子、「÷」のあとの数は分母
・下2けたが4で割り切れれば、その数は4の倍数
・分子・分母の割り切れる数がみつからないときは、分子と分母の差を割り切れる数をさがす
・日本語は4けた区切り…万、億、兆 -
計算が得意でないから、これで勉強して成果をあげたい。
計算法を身につけたら普段使いも出来そうだ。 -
ほんとこれ小中学生くらいの自分に教えて欲しかった。計算ひとつとっても考え方のパラダイムシフトはあるのだなぁと感じる。
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2けた、3けたもコワくない! ちょっとした工夫でこんなにカンタンに! たとえば、おつりやワリカン計算が電卓なしでスパスパできるようになる、中学受験のカリスマ算数講師が実例をもとに説く、計算スキル底上げブック。
小学生でも理解可能な「実生活に使える計算のコツ」をひとまとめ。とはいえ、小学生レベルだからとナメテかかる大人は、目からウロコが落ちるとともに、足をすくわれます。「小学生でも理解できる」というのは、たとえば「図を描いて具体的にイメージできる」ということ。本当に応用できる汎用性の高い計算スキルは、感覚的なイメージを伴うことが多いのです。だまされたと思って、ぜひ本書のスキルドリルに挑戦してみてください。きっと計算力が上がるのと〈反比例〉して、脳年齢がグングン下がるはず。