0秒リーダーシップ:「これからの世界」で圧倒的な成果を上げる仕事術
- すばる舎 (2016年7月20日発売)


- 本 ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799104941
感想・レビュー・書評
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積読してた本を片っ端から読もうシリーズ8冊目。
ピョートルさんの本を読むのは3冊目かな?
順番前後して本書が初の著書らしい。
Googleの働き方や考え方がちょくちょく登場するので
興味深いし刺激になった。
リーダーシップという言葉から想像するよりも
広い概念について書かれている。
本書では、リーダーシップとは
肩書きではなく成果を目指して率先して動く姿勢だと定義している。
「姿勢」なら誰にでもすぐに意識して取り入れることが出来るということ。
「ラーニングアジリティ」という章では、
前田さんの「メモの魔力」で語られていた
「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークと
共通する考え方が書かれていた。
ビジネス書を一気に数冊読むと、
こういう共通事項が見つかるのが面白い。
テーマや切り口は違えど、同じ考え方にたどり着く。
これぞ抽象化ではないか!…と、前田さんの本の内容が改めて腑に落ちた。
抽象化されたことって、
つまり普遍的、本質的ってことなんだろうな。
(もはや本書の感想からは逸れている)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすくリーダーシップのマインドセットについて書かれている。
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時代の変化やテクノロジーの進化に対するアニマルスピリッツを養ってくれる。
後に出た「世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法」(SBクリエイティブ, 2017年)と重複する箇所が多いので、どちらかを読めば十分。 -
『0秒リーダーシップ』という題目だが、総括するとビジネスパーソンとして成長する為のノウハウ本と言った印象。
リーダーやマネジメントの立場では無い人でも、仕事や人との関わり方に迷いがあるタイミングで読むと刺さるポイントがあると思う。
私は今、サブリーダー的ポジションで働いているが、そんな私に刺さったポイントは”マインドフルネス瞑想”についてだった。
マインドフルネス瞑想を行う意義はいくつかあったが、下記3ポイントが印象的。
・周りに流されない
・自分と向き合う為に立ち止まる
・忙しい時ほど振り返る時間が必要
本書の中で「人はなぜ悩むのか?」にも言及しており、今の自分には解決できない問題だから。というポイントも記憶に残っている。
つまり、悩んでるタイミングは最大の成長タイミング(チャンス)であるということ。
当たり前のことかもしれないけど、パツってる時ほど意識すべきことだと改めて感じた。 -
0秒とは、リーダシップを心に持ち、常に実践していくっていう意味で使っていると思った。リーダシップはぜんぜん発揮しなくていい、っていう意味だと思ってこの本買ってた。
忙しいと疎かになる、体調管理や感情を整えることも0秒リーダシップには必須。リーダに限らないけど、ブレまくった仕事はしたくないし、しても信用無くす。すぐに実践できることとしては瞑想なんだけど、「そんなことしてる暇があったら・・」って未だに考えてしまう。効果が明らかに実感できれば良いのだが。
同著者の本では、自分にとって一番身近な内容で、心に残るものが多かった。 -
グーグル元社員。リーダーシップとはどういったものかを説明。
刺激になる。 -
リーダーシップは決して上のひとだけに求められるものではなく、社員全員に必要な能力であることを再認識しました。人とは違うことをいったり、ストレスに対するレジリエンスを鍛えて自分もリーダーシップを発揮していきたいと感じた。
著者プロフィール
ピョートル・フェリークス・グジバチの作品





