頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

著者 :
  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799104996

感想・レビュー・書評

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  • オススメの図鑑・漢字辞典・日本地図のおもちゃなどが紹介されており、参考になった。

    こちらの本にも書かれているが、辞書・地図・図鑑を置いておくだけでは意味がない。親が一緒に興味を持ち、子どもに声掛けして関わることが大切。

    最近、私が花を育てるようになると、娘が花の図鑑を持ってきて「ママの好きなお花、一緒に読もう」と言った。子どもは親の姿を見て育つのだと感慨深かった。
    「学ぶは真似る」が語源というが、学びを楽しむような子に育って欲しければ、まず親がその姿勢を示さないといけないと思わせる一冊だった。

    以下、キーワード
    ・ニュースの出来事から知識を派生させる。(緯度、気候、動物の生息域)
    ・親の判断で、子どもの興味を絞らない。
    ・子どものタイプ別、適切な声かけ方法(体を動かす子/映像センスに優れた子/言葉の感度が高い子)

  • 図鑑、地図、辞書はリビングに置く。
    リビング学習は効果的。こどもの関心や意欲は親の関わりが最重要。できたことを親が見てくれる、わからないことのヒントをくれる。

    図鑑、地図、辞書をまずはおもちゃとして使う。お互いをぐるぐると使う。

    ゼロからの勉強は大変。遊びとして知識を自然と身につけるとよい。先取り学習として触れておく。

    子どもの問いかけ、正しいことは言わなくても良い。「おもしろそうだから調べてみよう」「なるほどね」「本当だね」

    同じジャンルの図鑑を何冊も欲しがるのはよいこと。共通点と相違点を探す。好きなことから知識を広げる。

    我が家には乗り物図鑑があり、息子が3歳から興味深く読んでいた。他の興味持ちそうな図鑑、辞書(子供用、大人用)も買ってみよう。私も読みたくなった。
    地図や国旗には興味があり、地球儀も購入予定だったので参考になった。
    博物館、美術館、動物園、水族館にも行こう。

    紹介されている書籍もとても参考になる。
    図書館で借りたが、また何度でも読んで参考にしたい。

  • 辞書、地図、図鑑は難しいもの…。
    と思い込んでいましたが、これを読んで、
    それらを楽しく使う方法やコツが沢山学べました!
    これを読んだら元々読書が苦手な私も、
    色々買いたくなってきました!
    しかもオススメの辞書、地図、図鑑を年齢別に、
    特徴を添えて紹介してくれてるので、
    次に買う本の参考にもなります!
    自分の子が1歳になったら少しずつ集めていこうと思います!

  • ・寝てる時間はすべて学びの時間
    ・どんな環境に身を置くかが大切
    ・学校の勉強以外の知識こそ子供を伸ばす
    ・見慣れておくことで将来の勉強がスムーズ
    ・科目融合型の問題が入試の主流に
    ・図鑑から地図、辞書へ3つのツールをぐるぐる使い回す
    ・買い物も歩いてるときも学び
    ・子供の問いかけを見逃さない
    ・図鑑をみたら本物を。本物をみたら図鑑というリンクを
    ・最近の子供の関心を見逃さない
    ・よくしってるね、すごいね、おしえて
    ・何が好きかを知る

  • 水増し部分が少なく良かった。

    我が家には地図も図鑑も地球儀もあったが、
    幼稚園児に辞書はまだいらないと思っていた。
    この本でオススメされていたドラえもんの辞書を買ってみたところ、我が子が何かにつけて辞書を開き
    ソファーで読んでいるので、買って良かった。
    最近は辞書の気に入ったページに付箋まで付け出した。

  • 辞書、地図、図鑑を置くこと、そして親の働きかけが大事であることがよくわかる一冊。学校の勉強だけではなく、学ぶことを楽しいと思い、自ら学ぶ子に育ってほしいのでとても参考になった。

  • 知識は勉強として吸収するのではなく、楽しみながら吸収することが大切。子供の好きをとことん伸ばす。その考えをベースに、ツールとして辞書、地図、図鑑によって、知的好奇心を伸ばし、知識量を増やす方法が紹介されていた。 

    私の息子もドリルなどは苦手なので、楽しみながら知識を吸収していく方法は是非実践したいと思った

  • 【全般】
    ●リビングに本棚。大人の本人交えて子供用の図鑑、地図・地球儀、辞書。
    ●子供のどうしてにこたえて話を広げていく

    【図鑑】
    ●子供の問いに答えることではなく問いかけを「キャッチする」のが大切。「面白いね」「よく気付いたね」→そこに図鑑を放り込む
    ●慣れる→楽しむ 子供が興味を持ったところだけで良い→深める 大人向けの図鑑

    ✴︎✴︎✴︎

    ●たのしいキリンのかいかた 田川秀樹
    ●ふしぎいっぱい写真絵本シリーズ 新開孝
    ●はっけんずかんシリーズ 西片拓史
    ●人体絵本 ジュリアーノ・フォルナーリ
    ●ちいさなかがくのとも(2歳〜)、かがくのとも(4歳〜)、たくさんのふしぎ(小学生〜)
    ●小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本
    ●ZOOM大図鑑
    ●こども大図鑑
    ●学研の図鑑 LIVEシリーズ
    ●ポプラディア大図鑑 WONDA
    ●講談社の動く図鑑 MOVE/WONDER MOVE
    ●小学館の子ども図鑑 プレNEO
    ●チャイルドブックこども百科
    ●小学館の図鑑NEO+ぷらす
    ●キッズペディア こども大百科 大図解

    【地図・地球儀】
    ●リビング 子供の目線の高さ 親子で見えるところ 風景にならないよう定期的に位置や内容変える
    落書き、シール
    ●白地図
    ●地球儀 テレビの横
    ●世界に関する本

    ✴︎✴︎✴︎

    ●レリーフ日本地図立体型カレンダー
    ●ニューワイドずかん百科 地図からわかる日本
    ●地図で知る 日本こども図鑑
    ●読んで見て楽しむ 都道府県地図帳
    ●世界の国ぐに 探検大図鑑

    【辞書】
    ●子供用と大人用両方の辞書を置く。難しい言葉を知りたい自分すごい、と気持ちを盛り上げる
    ● 1つ言葉を決めていくつかの辞書で同じ言葉を子供と一緒に調べてみる。どの説明がわかりやすいかで選ぶ
    ●ほめる
    ●子どもは辞書引き放題しりとり、なぞなぞ、辞書引きシール作戦、調べた言葉に丸を書き込む(自分の辞書感アップ)
    ●学年ごと漢字表や漢字カルタ、漢字えほんなど→漢字辞典

    ✴︎✴︎✴︎

    ●ドラえもんはじめての国語辞典 幼児〜低学年
    ●チャレンジ 小学国語辞典・新レインボー小学国語辞典 〜中学年
    ●明鏡、新明解 高学年〜高校
    ●小学百科大事典 きっずジャポニカ

  • 紹介されていた本や地図、地球儀などが参考になった。

    ・リビングの棚に使わなくなった雑貨やおもちゃが乱雑に詰め込んであるか、子どもの成長過程に見合った図鑑、地図、辞書や家族それぞれのお気に入りの本が並べてある環境・・・。
    ・知的空間を作るなら、何はさておきリビングから。
    ・世間の常識の三年前から。
    ・親のちょっとした言葉かけ。
    ・最近〇〇に興味があるなを見逃さない。
    ・博物館、天文台、美術館、動物園、植物園、水族館で向いて本物にふれさせ、家に帰り、そこで見たものを図鑑で確認。その繰り返しが知識を定着させ、子どもの好奇心をどんどん広げる。

  • AERA WITH KIDS などで度々見かける小川大介さんの本。
    仕事柄多くの子どもたち(小学生)を見てこられているので、なかなか説得力があり参考になった。
    幼児~小学校低学年のお子さんがいる方におすすめ。
    子ども用と大人用の辞書同時置きをやってみようと思った!

    ・知的空間をつくるなら、リラックスして家族で過ごすことの多いリビングから。
    ・「知りたい!」と思った瞬間を逃さないように生活のメインスペースに知識のネタ本が置いてあるのが大切。
    ・「置いてある」ことに意味がある。置いてあるのと置いていないのとでは雲泥の差。
    ・出会いたい知識に出会いたい瞬間に出会わせてあげれば、知識を勝手に吸収して賢くなっていく。
    ・学校の勉強以外のプラスαの知識こそ、頭がいい子をつくるもの。
    ・理科・社会科とは、「生きていくうえで大事な力」を授けてくれる科目。これらは将来役に立つ知識や考え方のベースとなり、「人の幅を広げる」もの。理科や社会科は国語や算数と比べてサブ的科目とされているからといって後回しにしないのが吉。
    ・学校では図鑑、地図、辞書の生きた使い方を教えてもらう機会はあまりないので、家庭で親と一緒に学んでいくとよい。
    ・同じジャンルの図鑑を何冊もほしがることがあっても気のすむまで揃えさせてあげる。そこが突破口となり、やがて関心の幅も広がっていく。
    ・子ども用と大人用の辞書の同時置きがおすすめ。子ども向け辞書で知りたい言葉が載っていないときに大人用の辞書で親子で一緒に調べる。「これには載ってないよ?」という言葉は大きなチャンス。「載っていない言葉を知りたかったなんて、すごい!」「もう少し大人用の辞書で探そう」と子どもの気持ちを盛り上げつつ、大人用の辞書へ誘導できる。
    ・好きなことなら勝手にがんばる。それが高尚なことである必要はない。そこから学習意欲につなげていくことはいくらでもできる。

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著者プロフィール

教育家。見守る子育て研究所 所長。1973年生まれ。京都大学法学部卒業。学生時代から大手受験予備校、大手進学塾で看板講師として活躍後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。受験学習はもとより、幼児期からの子供の能力の伸ばし方や親子関係の築き方に関するアドバイスに定評があり、各メディアで活躍中。そのノウハウは自らの子育てにも活かされ、一人息子は中学受験で灘、開成、筑駒すべてに合格。『5歳から始める最高の中学受験』(青春出版社)、『自分で学べる子の親がやっている「見守る」子育て』(KADOKAWA)など著書多数。

「2023年 『子どもの頭のよさを引き出す親の言い換え辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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