- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799105559
感想・レビュー・書評
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健康な人の自己評価=平均以上である
→私は常に劣等感に苛まれており、そうか!世の中の人は自己をきちんと評価できている。それが基盤として必要なことだと気づいた。
感情、癖などは伝わりうつる
自分に負の感情が出る理由として、周囲のマイナス感情が脳を通じてキャッチー自分の感情と同化する
癖もしかりと言っている
→批判的な意見もあるが、私はふむふむと思った。
というのも、人は一緒にいる人と似てくる。それはその人の癖、言動、感情処理方法を目にすることが多いー定着してしまうと考えるから。
→なりたい自分、憧れの人といる時間、触れる時間を増やすことが大切だと改めて感じた
振り回されてしまう人ー周囲との壁が弱い
→物や人との距離感について指摘されたことを思い出した。自分の周りに壁があること、それに守られていることをイメージするだけで、振り回されることは減ると思うので納得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の否定的な感情や思考が自分が本来持っているモノではなく、脳のネットワークを通じて他人から入れられいるモノである。そして、それは暗示によってコントロールができるという今まで聞いたことのない考え方。
私は他者の評価で自己評価が揺らぐ自分軸が不安定な人間なので、本書で使われている暗示を利用して必要のない、改善のしようのない他者からの思考はシャットダウンしたいと思った。
以下自己暗示
①自分がイラッとしたときや不安に感じた時に『本音モード』と心の中で叫べば自分の本音が出てくる。
②「惨めで蔑まれてる感じがする」と思ったときには『浮き輪モード』と心の中で叫んでみると、 自分の思い通りに描けるようになる
③脳のネットワークを通じた他者からの暗示の特徴は断定や決めつけ(グレーゾーンも根拠もない)
『意外と』 という言葉を使って中和する
④相手の気持ちを考えそうになった時に『自我防壁』と唱えると、 他人と自分の間に適切な壁が出来上がる
⑤相手のことが頭に浮かんだり、相手に対する怒りや心配の気持ちに苛まされたら 『近づかない』と唱える
⑥過去と他人のことばかり考えてしまって不快感が襲ってきたら『知恵と力の調整 』と唱えることで 情報が整理される。
⑦『相手の気持ちは分からないそして自分の気持ちすらわからない 』と唱えることで他人との境界線が引ける -
読んでいると気味が悪くなる。というのも、本書ではいつも誰かに振り回されている原因について「あなたの周りにいるほかの人のネガティブな感情が流れ込んできているから」などとせつめいしているからだ。つまり、巧妙に責任逃れを促しているようにも読める。しかし私が本当に気持ち悪いのは、この本が売れているという厳然たる事実であり、この本の内容に共感し、救われる人が少なからずいること。こういう考え方が現代では求められているのだなという勉強にはなった一冊だった。
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もう「あの人」に振り回されない! 『無意識さんの力で無敵に生きる』著者・大人気カウンセラー最新作! 職場、恋愛関係、夫婦関係、家族、友人、自分以外の誰かに「振り回されてる」と感じたことはありませんか? 「私のことどう思ってるんだろう」「あのひと言で不快な思いをさせたかも?」と相手のささいな表情や言葉尻から相手の気持ちを予測して不安になる一方、「なんであの人は私にひどいの!」「いつも私ばっかり……」と、一人になってからも「言われたこと」「されたこと」を怒って引きずってしまう。
本書では他人のことを気にして「振り回されている」状態がなぜ起こるのか、「脳の仕組み」の観点から説明し、「暗示」によって解決していきます。本書を読めば、心に静けさが戻り、「本当の自由」が手に入ります! -
冒頭は非常に共感できるところが多く、振り回されているのは、他人の脳の中を勝手に感じ取ってしまっているせいかもしれない、本当の自分は別にあるのかも、と余裕を持ってみられるようになった部分もある。
いろんな呪文?が出てくるけれど、最後のほうまで読み進めると、その使い分けや使うタイミングがよくわからなくなってくる。
著者の前の本から続いているような表現もあり、この1冊だけでは理解できないのかも? -
話の飛躍の仕方がなんだか共感出来なかった。
そこからそこに飛ぶか?と疑問に思ったり。
アリの話のあたりが特に。
話ごとに何かを検証しているわけではないのに当然のような感じになっていて不思議だった。
あくまで例、と思えば読みやすいのかな。
そもそもミラーニューロンは自分が相手の行動を見たときにその行動が自分にうつることであり、相手自体の脳までもがこちらのもののようになってしまうことではないのでは?とも思った。私はミラーニューロン研究家ではないから何も確証はないけれど。
暗示は筆者が、実践しやすいようにくだいて書いている、と解釈。要は思い込みだとしても楽になれるなら結果オーライということなのかしら。スピリチュアル的なのは苦手だけれど信じるものは救われるも一理あると思うから実践してみたい。本音を言うように意識したい。
とはいえこれを書いている間にも、もし筆者がこのレビューを見たらどう思ってしまうのだろうかとか考えているあたりが自分のダメなところなんだろうと思った。きっと誰にも振り回されない人はこんなこと気にしないで気楽にレビューを書くでしょう。
最初の方は特に、勉強になることが沢山あったので読んでみてよかったです。
追記:最後まで読んでみて
表現こそ独特だけれど、楽になる考え方を学ぶことができた。
認知のゆがみが激しいと著者の言葉を素直に受け取りづらいが、我慢して読んでみると気づきがあると思った。
本心に忠実にありたい。