人は話し方が9割 1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ
- すばる舎 (2019年9月1日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799108420
作品紹介・あらすじ
言葉の行き違い、ネタ切れ、沈黙など「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる“ちょっとした”でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人生がよりよい方向に動き出します!
感想・レビュー・書評
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2時間くらいでちゃっちゃと読めて、参考になる。
ただし、プレゼンのハウツーではない。円滑なコミュニケーションの築き方の本。
広く捉えれば、人生を楽しく生きるための指南書とも言えるだろう。
本書に書いてある内容は、ほとんどの人にとって、すでに気づいていたり、実践していたりすることだと思う。
改めて振り返って、整理して、言動をブラッシュアップする、そんな感じに使える。
・人は自分のことをわかってくれる人を好きになる。
だから、話し方において最も重要なのは聞くこと。
「顔の表情」「声の表情」「体全体の表情」の3つを駆使して、徹底して「聞き上手になること」が大きな得になる。
・人とのコミュニケーションをうまく取っている人が自然に使っているテクニックが、「拡張話法」
感嘆→反復→共感→称賛→質問
ー たとえ流暢でなく、言葉数が少なかろうと、ゆっくりじっくり話し、真意を相手の心に届けることができる人を、本当の話し上手と呼んでいいのではないでしょうか。
←強く同意。そのような人になりたい!
・いつも共に時間を過ごしている人へを褒める時、「やっぱり」をつけてみる
「やっぱり、やると思っていた」
・名刺などで相手の名前を知ったら、すぐ名前で呼び始める
・話を盛り上げる鉄板ネタ3つ。出身地、食べ物、ペット
ー 人は笑わせてくれる人よりも、一緒に笑ってくれる人を好きになる。
←なるほど!
・自己紹介は前もって準備!
作り方は、
①自分史を書く
②プロフィールをまとめる
③キーワードを絞り込む
・相手と楽しくコミニケーションを取りたい時に、必ず使えるネタが自分の失敗談。
「しくじりリスト」を作っておく。
・相手の気分を害する余計な一言を言わない。
・正論をそのままいう事は、相手を間違ってますよと真正面から切り捨てるようなもの。
・叱る時こそ、相手への敬意と労いを忘れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもに「コミュ力あげるにはどうしたらいい?」と聞かれた。
私自身はコミュニケーションであまり困ったことがなくて、なんとなくの感覚でやってきたせいか、How toを理論立てて説明となると案外難しい。
そこで、前に読んだこちらの本を再読。
わかっていること、無意識にやっていることも多いけど、こうやって一つ一つ順番に説明してもらえるとわかりやすい。
特にコミュニケーションに苦手意識のある人が、何から始めようかと思った時にピッタリだと思う。
ダウンロードできる図も、やり方を定着させるまで役に立ちそう。 -
母に薦められて読んだ本。
イラストもあってとても読みやすかったです。
・拡張話法
・「話す力」より「聞く力」を磨く
・大好きな人と話す時間を増やす
・相手の立場に立つ
他にも好かれる話し方のコツが載っています。
職場、家族、友人、恋人など身近な人たちとの人間関係においてとても役立つと思いました。
私も話し方に苦手意識があるので、この本を読めて良かったです。実践できるものは取り入れてみようかなと思います! -
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1.この本を選んだ目的
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・話すということにおいて、困っているというわけではないですが、「何か新しい気づきがあるのではないか?」「実は大切なことができていないのではないか?」という新たな気づきを目的として、この本を図書館で借りました。
・「人は聞き方が9割」と同じ筆者ですが、この本に「感銘を受けたから」とか、「すごい得るものが多かったから」というわけでは全くなく、ほんと、タイトルから面白そうだと思っていたら、たまたま図書館で借りられたからという程度でした。
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2.概要
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・2020年のヒット作で、50万部突破の作品(すごい!)とのことです。
・見出し部分には、「1分で人を動かし、100%好かれる話し方のコツ」と書かれています。
・大きく4章にわかれています。
1章 人生は「話し方」で9割決まる
2章 「また会いたい」と思われる人の話し方
3章 人に嫌われない話し方
4章 人を動かす人の話し方
そして、37のキーメッセージが綴られています。
・全238ページ。字数は少ないので、サクッと読めます。サクッと読んで、心に響くキーワードを見つけるだけでもいいかもしれません。
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3.感想
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・ビジネス書になるのかな?こういう本がヒットするということは、意外に、聞くとか、話すとか、相手の立場で考えるとか、そういうことができていない人が多いからなんでしょうか。
・おぉ〜と、深い感慨が発生することなく、さら〜っと、読み進めた感じでした。
・本のタイトルと、内容はあっていない気がします。全然話し方が9割という内容にはなっていないです。小分類のタイトルと内容も、あまりフィットしていない感じでした。話し方というより、「相手のことを考えることが大切!!」「自分目線ではなく、相手の目線で行動していくことが重要!!」といった内容がほとんどだと思います。
・この本は心に残るキーワードがどれだけあるかだと思いますが、私は3つありました。
①相手目線で考えるということ
② 相手が何を大切にし、どこを褒められると嬉しいのか?そこをしっかり観察し、心からほめること。
③「やっぱり」、「あなた」のように相手にささるキーワードを使うこと。
相手側を意識しないといけないですね。
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4.今後、活かしていきたいこと
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・最近、『「相手の関心」に関心を向けることが大切』だと学んだばかりでしたが、やはり、それは大切なことだと思いました。本の中では、『相手を観察し、相手が本当に求めているのは何かを真剣に探そう』とあります。誰かのために何ができるか?は、生きていく上で大切なことだと、今頃になって強く感じるようになってきましたが、相手を観察することはしっかりと実践していきたいと思いました。
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ひと頃ベストセラーだったようだし、図書館でも予約数が凄かった。
その時には予約を入れなかったけれど、今は落ち着いていてすぐに借りられるので借りてみた。
特に自分が困っていたわけでもないので、本書から得るものはあまり無かった。
購入本だと後悔していただろう。
話すことよりも聞くことの方が大事というコンセプトで言えば、以前ブクログに登録した結構良かった本があったなぁと思い、自分のブクログ本棚を遡ってみた。
10年前に読んだ
『「気がつく人」に人が集まる本当の理由』(坂戸健司 著)と、
『本日は、お日柄もよく』(原田マハ 著)だった。
どちらも内容は忘れているが。 -
話し方というよりコミュニケーションを円滑にするためのハウツー本です。
まず相手の話を聞く。なかなか難しいことですが、やはりこれが1番ですね。
あとは「余計なひと言を言わない」
他にも色々実践的な教えがありましたが、なんとなく既視感があったので星3。
実践がんばります。
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知人から頂いてずっと積んであった本笑
これを機に読んでみました。
言葉ではなく心で話す。
私は言葉で話そうとしすぎていたかも
しれません。
本を良く読むから、言葉を知っているという
アピールを無意識にしてしまっていた気が
します。
読後、人と話したいって思いました。
今は星3ですが、自分が変われたら、
星5になるでしょう! -
何かとすぐにハラスメントになる昨今、気遣いすぎるのもよくありませんが、人としてあるべき話し方を学べました。 -
ちょっと意識して変えるだけで、会話がうまくいく、付き合いがうまくいく…というような、言葉にスポットを当てた形での人付き合いについてのハウツー本…のような感じ。
会話上手とは、話し方、聞き方、言葉の選び方が上手である人。もし自分が、つい一言多いのが悪い癖だな、とか、リアクションに困って、今このことは言わなくてもよかったなと思うことをつい言ってしまう…とか、そんな反省の経験があるなら、わかってはいることなのだろうけど、読んでみてもいいかなと思う。
読みやすいし、あまり押し付けがましくなく、わたしにとっては、意識してみようと思う点が多かった。
色々な本を書いてきている著者だが、言葉や話し方の本というのは、本書が初めてだったそうだ。
他の本も読んでみようかな、と興味が湧いた。
著者プロフィール
永松茂久の作品





